人生最高のパートナーってもしかすると人よりも動物なのかもしれませんね。犬と人の友情物語。
2022年制作・日本・118分
監督 犬童一心
原作 斉藤ひろし
ナレーション 石田ゆり子
主題歌/挿入歌 GReeeeN
ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
役所職員・赤西民夫(田中圭)は婚約者に振られ、最悪な日を過ごしていた。
そんな彼を心配する上司(野間口徹)は飼い主に捨てられた保護犬を飼うことを勧める。
こんな内容です。
上司の奥さん(渡辺真起子)は保護犬団体のボランティアで、白い大型犬がいるので民夫に勧めるのでした。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
その犬は飼い主に捨てられ、声帯まで切られていたので「ワン」と鳴くこともできません。
「ハウ」としか声を出せないのでした。
そんな状況を知り、可哀想だと犬を飼う民夫は名前をハウに。
一戸建ての家であり、犬を飼うには問題もなく、犬の本を読みながら、苦労しながらも楽しい1人と1匹の生活が続きます。
ある日、公園で寝てしまった民夫はうっかりリードを離してしまいます。
子供達の遊ぶボールを追いかけ、取りに走るハウは偶然、トラックの中へ・・。
ドアが閉まり、青森行きのトラックはハウを乗せて走ります。
何も知らず、慌ててハウを探す民夫は上司の奥さんたちに相談、皆でチラシを作り、ハウを探します。
白い大型犬はあまりいない・・だから見つかるでしょう、と。
一方、青森行きのトラックが止まり、外に飛び出るハウは呆然としつつも・・家の方向へ向かって走ります。
民夫の家へ・・。
ハウは見つからず、焦る民夫は白い大型犬が事故で亡くなり、焼却されたことを知り、愕然とします。
「きっとハウよ」と、言われ悲しくて民夫はネットでハウの死を報告。
ネット仲間のさびねこさんも驚き、悲しんでくれます。
ハウは走り続け、時には人からご飯をもらったりしてました。
途中、出会う人たちの悩み、不安を解消してあげるハウ。
ハウには不思議な力があり、苦しんでいる人たちの悲しみを感じ取ることができるのでした。
女子高校生、修道院の人たち、シャッター街のおばあちゃん、おじさんなどと知り合い、ご飯をもらいながら、彼らを癒し、慰めるハウ。
みんなが元気を取り戻したのを確認、再び家に向かって走ります。
そんなある日、修道院で元の飼い主の女性と再会するハウ。
自分を可愛がってくれた女性・・と気が付きます。
しかし、女性はストーカーでもあり、モラハラ男に付き纏われ困って逃げて修道院に来たのでした。
男は修道院で暴れ、仕方なく男について行く女性。車を追うと事故で車は大破・・男を助け出すハウ。
家を引っ越し、同僚の女性(池田エライザ)が飼っている猫の話から、彼女がさびねこであると気が付き、驚く民夫。
歩いているとハウが自分に向かって走ってきます。
久しぶりの再会で大喜びの民夫とハウ。
しかし・・ハウには新しい飼い主の男の子がいたのでした。
民夫が引っ越したとは知らず、前の家に戻ったハウは越して来た男の子と母親に懐きます。
そのまま男の子たちと暮らすことに。
それを知り、「ハウ・・今度こそ、最後のお別れだ」と、囁く民夫。
ハウは男の子と母親と幸せに暮らします。
―完―
ハウはずっと走っていたので最後、民夫の元に戻り、一緒に生活するのだと思ってました。
でも、民夫は一戸建てからマンションに引っ越したし・・。
ハウがまさか、新しい飼い主と暮らすことになるとは。でも楽しそうなハウでした。
元の飼い主の女性はハウ(ラッキー)を可愛がっていたのですが、モラハラ男の命令で、声帯を切ってしまったのです。
男に逆らえない女性も可哀想でした。
ロケ地は横浜の綱島から野毛まで。みなとみらい付近も一部あったと思います。
動物モノは泣けるので見るのが苦手なのですが・・それほど泣かなかったかも。
でも、ハウが必死で家に向かって走る姿は泣けました。そしてお約束の再会のシーンですね。
家族で視聴出来る良い作品だと思います。
ハウの犬種を探したら、ゴールデンドゥードルとわかりました。
これは、ラブラドールレトリーバーとプードルのMIXだそうです。それじゃ賢いはずですね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)