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映画「いつか家族に」ネタバレあらすじと感想

中国のベストセラー「血を売る男」の映画化。貧しい時代、家族のために自分の血液を売ってお金にした男の物語。ネットフリックス視聴。韓国映画です。

2015年制作・韓国・G124

ネタバレ度80%

ストーリー

朝鮮戦争終戦1953年。

サムグァン(ハ・ジョンウ)はポップコーン売りの女性オンナン(ハ・ジウォン)に一目惚れ。

しかし、彼女にはお金持ちの恋人ソヨンがいた。

どうしても彼女と結婚したいサムグァンは、オンナンの父親に自分を売り込み、結婚の許可をもらう。

オンナンとデートするため自分の血を売り、お金にするサムグァン。そのお金でオンナンに豪華な食事を招待、プレゼントもする。

 

11年後

オンナンと結婚後、3人の子供に恵まれ幸せな生活を送っていたサムグァン。

ある日、周囲が長男イルラクは似ていない、オンナンの恋人だったソヨンの子だ!と言われてしまう。

悔しいサムグァンは血液検査をすると・・ソヨンの子と判明。

激怒したサムグァンはオンナンを責めて追求、結婚前に強引に・・と事実を知る。

許せないサムグァンは怒り、イルラクに冷たくなり「おじさんと呼べ」と言い出す。

ソヨンの家に行き、文句を言うサムグァンだが無視されてしまう。

ショックを受けたイルラクは周りの大人から、「お前はソヨンの子だ」と言われ状況を把握。

大好きな父を怒らせないよう、「おじさん」と、人前で呼ぶことに。

そんなサムグァンを怒るオンナン。

 

一方、ソヨンは病気になり、慌てるソヨン妻は道士の指示で、跡取りが父親に呼びかけることが大事、と言われる。

イルラクの呼びかけが重要、とサムグァン、オンナンに泣いて頼むソヨン妻。

その代わり、イルラクを大学まで行かせると言い出す。

サムグァンを説得、イルラクをソヨンの家に連れて行くオンナン。しかし、泣いて嫌がるイルラクだった。

その時、外にいたサムグァンに向かって「父さん、行かないで」と泣きながら叫ぶイルラク

その言葉を聞いて、イルラクを抱きしめるサムグァン。

 

その後、イルラクは病気になり脳炎と判明。

大金がかかると知り、自分の血を再び、病院で売ってお金にするサムグァン。

医師から、これ以上は無理だ、死んでしまう、と言われるがお金は足りない。

アドバイス通り、他の病院で血を売り続け、お金にするサムグァン。

フラフラになったサムグァンに気が付き、輸血する医師。勝手に輸血され、その分を請求されたサムグァンは激怒。

 

イルラクはオンナンと一緒にソウルの病院にいるはず。フラフラの体で探すサムグァンを目撃するイルラク

やっと2人は再会、喜び抱き締めるが・・。

イルラクの治療費が間に合わず、オンナンは自分の腎臓を売りお金にしていた。

 

血は繋がっていないイルラク・・と、一時は毛嫌いしていたサムグァン・・。

息子の病気で本当に大切なものは何か・・と気が付く。

その後・・イルラクの病気も治り、家族で幸せに暮らす。

昔、日本も貧しい時代は自分の血液を売ってお金に・・というのは聞いたことがあります。

どこの国もあったことなのでしょうか。

それにしても、フラフラのサムグァンの姿は痛々しい。仲間も血を売り、亡くなった人もいたのです。

それでもお金を作りたい、息子の病気を治したい、と思いが強いですよね。

 

以前、韓ドラに10年以上ハマってレビューブログを運営してました。(現在は削除しています)

ハ・ジウォンの作品は当時、ほぼ見ていた気がします。

最初に見たのは涙、涙の「秘密」でした。

それから「チェオクの剣」「バリでの出来事」「ファン・ジニ」「シークレット・ガーデン」「キング」「奇皇后」なども視聴。

相変わらず演技の上手い綺麗な女優さんです。ハ・ジョンウは「お嬢さん」の印象が強い俳優です。

この映画は子役の演技がすごく良かったですね。家族愛を描いてる韓国得意の作品だと思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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