ラストは号泣、観ていて辛くなる移民政策で苦悩する家族の物語。これが実話なのだから切ないです。プライムビデオで視聴。
2021年制作・アメリカ・118分・G
監督 ジャスティン・チョン
ネタバレ度60%
ストーリー
アントニオは韓国で生まれ、3歳の時に養子としてアメリカへ。
現在はキャシーと結婚、娘ジェシーと幸せな生活をしていた。
ある日、警官に目をつけられ、トラブルで逮捕されてしまうアントニオ。
30年以上前の養父母の養子手続きの不備が発覚、国外追放命令となってしまう。
こんな内容です。
30年以上もアメリカに住み、韓国生まれですが韓国語も話せない。韓国に知り合いもいないアントニオは本当にアメリカ人。
それがこんな形で、移民政策の法律にひっかかってしまうのでした。
強制送還などされたら、2度とアメリカに戻ることもできない。
キャシーと裁判を起こすアントニオですが・・5000ドル必要といわれてしまいます。
困ったアントニオは友人たちとバイクを盗みお金を作ります。
キャシーには元夫エース(警官)がいるのですが、彼は子供を本当に愛してます。
けれどキャシーはエースを避けています。
バイクを盗んだ時、エースに顔を見られてしまったアントニオ。
弁護士からアドバイスされたことは、養母に頼み、裁判に来てもらうこと。
アメリカでは社会に貢献してる人の意見が重要、と言われてしまいます。
アントニオは仕方なく、養母スザンヌの家に行き、裁判に出て欲しいと頼みますが・・。
そしてアントニオはベトナム女性と出会います。
その女性が幼い頃、別れた実母に似ている・・と感じるアントニオ。
裁判の日、来ないアントニオに呆れるキャシー。
結局、強制送還となったアントニオは空港へ・・。
別れたくないキャシーは彼と一緒に行く、と付いてきます。
「家族だから一緒に行こう」と、言うアントニオ。
その時、娘を奪われたくないエースが来て・・。
この後、驚きの展開でした。
アントニオとベトナム女性との絡み、これも驚きでした。
物凄く良かったので未視聴の方、観てくださいね。
いつもよりネタバレ少なめに書いてます。
これが実話・・とエンドロールで驚きました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)