タイトル通りの内容です。監督の実体験から着想を得た作品。夫婦が養子を受け入れ、家族になるまでを描いた物語。
ネットフリックス鑑賞です。アマゾンプライムビデオでは有料です。
2018年制作・アメリカ・118分
ジャンル コメディ
原題:Instant Family
監督 ショーン・アンダース
脚本 ショーン・アンダース
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
ピート(マーク・ウォールバーグ)とエリー(ローズ・バーン)は養子を迎える事を決意。
子供がいない夫婦なので子育ての勉強をしながら、養子を迎えるためのルールも学ぶ。
施設に行き、どの子にしようか・・迷う2人を揺さぶる周囲の声。
もっと知りたい方
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ネタバレ度90 %
保護猫を迎えるような感じで、どの子にしよう・・と迷う2人。
軽い気持ちで養子受け入れを決意したけれど、施設には様々な子たちがいるので迷ってしまう。
小さい子らは養子先がすぐに決まるけれど、高校生くらいの子たちは馴染むのも困難な場合もあり、養子先が見つからない、と聞いて思い切って高校生に声をかける2人。
最初、幼い子を1人迎えるつもりだったが・・リジー(イザベラ・メルセード)の言葉に驚き、彼女と弟妹たちも養子に迎えることに。
家族になろうと必死に明るく努めるも・・反抗期のリジーは心を閉ざし、親しくなるのは困難だった。
幼いファン、リタとは何とか親しくなれる2人。
感想
保護猫でも子猫なら貰い手は多いけれど成猫、特に老猫になると里親探しは難しいです。
これも同じように反抗期のリジーのような年頃の子はやはり、トラブルを避ける意味でも里親が決まることは少ない。
それを理解してるリジーは冷めた意見なのでした。そんな彼女を知り、逆に家族に!と思うエリー達です。
最初は本当に幼いファンやリタの世話に苦労するのですが・・そんな2人を母親代わりに面倒を見ていたリジーでした。
彼女を理解して、心を開いてくれたかな?と、思ったら・・問題が発生!
服役中の実の母親が出所、子供達を迎えにきたのでした。親子が無事、暮らせるのなら養子縁組は破談となります。
やっとの思いで養子を受け入れ、家族になれたかも?と思っていても、本当の母親が「やはり、自分で育てる」と言い出したら終わりなのでした。
そのシーンは辛かったです。
でも結局、母親は薬を断つことが出来ず・・リジーは泣いて悲しんでも母親と暮らすことは出来ませんでした。
ラストはエリー夫婦たちの元でリジーたちは暮らし、家族として幸せになれます。
コメディとあるけれど、内容はかなりリアルな問題です。日本ならもっと真面目に扱ってしまい重い内容になりそうでした。
アメリカの映画なので明るく描いているけれど、本当に心温まる良い作品でした。
この映画はアンダース監督が子供を養子にした時の体験から出来た作品だそうです。
リジーを演じたイザベラ・メルセードがとてもキュート。とても優しいストーリーなのでおすすめ。
ただタイトルがそのまんまなので・・センス悪いと思います^^;
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)