孫とプライドを賭けた祖父の物語。家族向けのコメディです。ネットフリックス視聴、プライムビデオは有料。
2020年制作・アメリカ・94分
監督 ティム・ヒル
ネタバレ度70%
あらすじ
妻を失い、寂しい1人暮らしをしていたエド(ロバート・デニーロ)は娘サリー(ユマ・サーマン)に心配され、同居することに。
孫のピーター(オークス・フェグリー)は祖父との暮らしを喜んだが・・自分の部屋を開け渡すことになり面白くない。
感想
タイトル通りの内容です。説明する必要もないくらいタイトルがすべてを語っている作品ですね。
祖父を演じるのはロバート・デニーロ。怖い悪役のイメージが強い彼が今回、孫と楽しく生きる老人役。
ドタバタもあり雰囲気は「ホーム・アローン」のような感じですが、子供が主演ではなく祖父がメイン。
同居となり自分の部屋を祖父に譲るよう、母から言われ不機嫌になるピーター。
今度の部屋はなんと!蜘蛛、ネズミ、コウモリもいる荷物用の部屋。怒るのは当然ですよね。掃除しても屋根裏部屋の古臭いイメージは抜けません。
祖父と久しぶりの再会、ハグで喜ぶピーターですが・・夜は眠れないし、何しろ部屋が怖い。
そこで祖父に対して宣戦布告をするピーター。
祖父エドはそれを受け、「戦争ならルールを決めよう」と提案。男同士2人だけの秘密にして、周囲の家族には迷惑をかけないと約束。
その後、この約束は緩く破られたりするのが面白い。
結局、家族にバレて仲良くして、と怒られるのです。
エドの悪友たちも品がないおじいさんで笑えるし、ピーターの友達も可愛い。学校で孫が虐められてると知り、脅すおじいちゃん。
子供と大人、トランポリンの上でドッジボール対戦などもあり、観ていて本当に楽しい。声を出して笑うシーンも。
後半、2人の争いは激しくなるのですが・・。
それでもエドはピーターに大切なことを教えます。ピーターも「戦争はこんなに辛いことなんだ」と感じます。
2人のイタズラ合戦がすごく面白かったですね。
家族でおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)