過酷な戦争を生き抜いた馬と青年の友情物語。最後は感動で涙腺崩壊でした。アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
2012年制作・アメリカ・G・147分
脚本 リー・ホール、リチャード・カーティス
原作 マイケル・モーパーゴ
原題 War Horse
ネタバレ度60%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
イギリスの貧しい小作農の息子アルバートは、近所に生まれた仔馬に心惹かれていた。
ある日、父/テッドは農耕馬を買い付けに街へ行き偶然、息子が気に入ってた馬を大金で落札。
帰宅した父に驚き、喜ぶアルバートは怒る母/ローズに馬の調教を条件に飼うことを許可してもらう。
馬にジョーイと名付け、調教をするアルバートだが・・サラブレッドの彼は気が荒く慣れるのに時間がかかった。
馬を大金で落札したため、地主に上納金を支払うのに苦労するテッドは裏の荒れた土地を耕し、野菜を売ってお金を作るという。
近所の人たちに無理だと笑われてしまうテッド家族。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
ジョーイはサラブレッドなので、畑を耕すほど強くありません。それを承知で上納金のため、ジョーイを説得して無理をさせて土地を耕すアルバートです。
近所の人に笑われても、大雨でも必死で馬と働く息子に感動する両親ですね。
結果、見事に荒れた土地を耕し、野菜を植えるのでした。
お金を払わないと馬を連れて行かれる、と必死なアルバートでした。
ジョーイは賢く、アルバートのフクロウの鳴き声で来るように。これがラストで良いシーンに繋がります。
その後、第一次世界大戦が始まり・・ジョーイはイギリス軍に所属するジェームズ大尉に買い取られてしまいます。
時代のため、アルバートは何も出来ません。
でもジェームズ大尉はとても良い人で、ジョーイを大切に世話すると約束してくれます。
けれど・・戦争でジェームズ大尉は戦死。
ジョーイと黒馬トップソーン(ジョーイと仲良しの馬)はドイツ軍に捕まります。
どこも馬が好きな人がいるのが嬉しい。ドイツ軍でも優しい兄妹に世話されていたジョーイたち。
けれど、役に立たないサラブレッドなど射殺しろ、という上官もいました。
怯えるトップソーンを宥め、自分が働こうとするジョーイの姿にはびっくり。
とても賢く優しい馬です。そしてその演技も素晴らしい。
ある日、兄弟は射殺され、ジョーイたちは風車小屋に住む老人と孫エミリーに助けられます。
ジョーイを気に入るエミリー。(この2人に愛される馬たち)
心配する祖父でしたが・・またも軍に見つかりジョーイたちは連れて行かれます。
ハラハラシーンもあったのですが、実際には馬を大切に扱っていると感じる作品ですね。
こんな感じで戦争中のこととはいえ、ジョーイとトップソーンは物凄く過酷な状況で働かされます。
結果、トップソーンは亡くなってしまいます。
戦場の音に怯え、暴れ出すジョーイは怪我をして・・それを助ける兵士もいます。(ここも感動)
最後は戦場で目を負傷したアルバートと運命の再会をするジョーイです。
ここはもう涙腺崩壊、感動的な再会でした。
最初からディズニーっぽい雰囲気、ストーリーだと思っていたら、配給がディズニーでした。
監督はスティーブン・スピルバーグなのですべての人におすすめです。子供と一緒に安心して視聴出来る素敵な映画ですね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★5個(満点5個)