WOWOWで見ました、現在期間限定でWOWOW契約してるので映画をガンガン見ています。
原作は有名な漫画家の手塚治虫さん。
記憶に残っているのは・・「どろろ」という名前、48、魔物・・くらいでしょうか。
それが映画化〜じゃ期待してみました。
原作を知らない人も楽しめるでしょうが、原作を知ってる人も楽しめるかも?
2007年 / 日本
出演
妻夫木聡 、柴咲コウ、中井貴一 、原田美枝子 、瑛太 、杉本哲太 、麻生久美子 、土屋アンナ 、劇団ひとり 、中村嘉葎雄 、原田芳雄
イントロダクション
手塚治虫の同名漫画を妻夫木聡、柴咲コウ主演で映画化した冒険活劇。
妻夫木聡演じる百鬼丸、柴咲コウ演じるどろろ・・この2人が魔物と戦い、失われた身体を取り戻す・・
戦乱が続き、荒廃が進む世を憂う武将・醍醐景光は、天下を自分のモノにするため、魔物に生まれてくる我が子の身体48部分を差し出す・・生まれてくるその子は・・
醜い姿で生まれ捨てられてしまう。
その赤子は、医師・寿海に拾われ育てられる・・
うーん、微妙ですね。
CG特撮部分は良いと思うシーン、ダメなシーンもあり、もうちょっとお金があればCG、VFX技術でいいシーンを撮れたのかなぁ?と・・
原作を知ってる人には物足りなさを感じさせるものの・・単純におもしろい。
展開が遅い映画、ドラマは退屈だけど、これは展開が早い!
そう、展開が早すぎてストーリーが唐突すぎるのです。
想像力が必要ですね。
突然、シーンが変わり・・っていうのが多かった。
長い原作を1本の映画にする・・と、いうのがムリあったのかも。
あれも、これも詰め込むとムリがあるし。
まぁ、難しいこと抜きで、魔物とCG、VFX技術で対決する妻夫木聡はカッコイイ!
あれ、妻夫木聡ってこんなに良かったっけ?と思うくらい。
柴咲コウもはじけてて良かったです。
原作の記憶がほぼ無いので良かったのかも。
理屈抜きで楽しい、「え?どうなるの?」って先が見えないのがおもしろい。
つい、見てしまう展開です。
当然、中井貴一の演技力、迫力、存在感も素晴らしい。
後半、殺陣のシーンも良かった。
ただ、CG、VFX技術などにお金がかかるのか・・途中の魔物が仮面ライダー並の着ぐるみ怪獣だったのが残念・・
全部、魔物はCG、VFX技術などで作って欲しかったです。
ワイヤーアクションも無い方がいい。
涙も感動もなく、原作を知らないで見た方がいいかも。
そそ、途中「エイリアン」「プレデター」のパクリもちょいありました^^;
瑛太さん、いい演技してます。
主題歌はMr.Childrenの「フェイク」!この曲もいいです!
マンガの実写版は、期待しないでみればそこそこ楽しめると思います。
この手の「原作と違いがっかりした」という声は多いですが、単純に娯楽作品として楽しめれば良いと私は思ってます。
レビューでこの手の作品の批判書いてる人の多くは男性だと思います。
頭も良く理屈と正論も書いてる。
でも、彼らは知らない・・この手のタイプの男性は女性に嫌われる事が多いのも。
評判を見ればどの程度の作品なのか、すでにわかるはず。
映画館で見るものではなく、TVやDVDでレンタルして楽しみましょう。
ついでに・・
「西遊記」
香取慎吾主演ドラマの劇場版の方・・
これはTVシリーズを楽しんでいた人、香取慎吾ファンのための映画ですね。
映画としてみるには耐えられないドタバタ内容でした。
まぁ、TVシリーズを楽しんでる人にはおもしろいのかなぁ。ドラマを見ていなかったので疑問がでる作品です。
何よりも、ガラの悪すぎるチンピラ孫悟空には驚きでした。
孫悟空は、暴れん坊のキャラでありそのためにお師匠様からの「ダメだし」で、彼をとめる場合の頭のわっかがあるものの・・
この孫悟空は子供向きだと思います。
ストーリーそのものは良いので残念です。
昔の方が良かった・・と、いう声の方が多い気がします。
TVシリーズを楽しんでた人も、「映画にするほどじゃなかった」と、いう声も多いようです。