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「篤姫」43回あらすじと感想

髪をおろすことが出来なかった和宮、その意味は「死を受け止めることができない」だったのですね。江戸も京もどうでもいい、家茂のことしか考えられない若い和宮の悲しみが丁寧に描かれていると思いました。そして天璋院和宮の想いも。

「嫁の決心」視聴率 24.5% あらすじ&感想

 

将軍家茂・死去・・自ら出陣したのにこんな結果に(涙)

わかっているけど、冒頭から家茂死去で悲しむ天璋院らによけいに涙。

長州と薩摩が同盟を締結、出兵を拒み、薩摩に続き出兵を辞退する藩が続出。

幕府の権威は地に落ちる。

そんな時、家茂死去の知らせが・・

 

家茂死去、これで悲しんでいるのは天璋院だけでなく和宮、大奥の女性たち、みんなが悲しんでいたのでしょうね。それでもすぐに呼び出される天璋院、早くも老中に

「次の将軍を一橋慶喜に!」と、家茂の遺言で次の将軍は「田安家の亀之助」と、いわれてたけど・・確かに4才じゃ幼すぎる。

 

日本史サスペンス〜では、和宮が「慶喜を次の将軍に・・」っていったような記憶が。

負け戦の色が濃厚・・と、知る天璋院、幕府の力はそれほど落ちているのを知り、亀之助は慶喜の次の将軍に!と、将軍は慶喜に決まる。

 

慶応2年(1866)9月6日

家茂の遺体が江戸城に戻ってくる・・それを見つめる天璋院和宮の悲しみは大きい。あんな姿で戻ってくるとは想像しなかったでしょうね。まだあんなに若いのに、やりたい事も沢山あっただろうに・・

箱が運ばれた時、すぐにわかりました。家茂のおみやげ、和宮への西陣織。

西陣織を抱きしめ泣く和宮をみて私も涙でした。

 

薩摩

帯刀、髪の毛が!

上洛の命、西郷とともに京へ行く・・戦を心配するお近、まさかの

「京に着かれたら、お琴さんによろしくお伝え下さい」って!

「お琴とは別れる!」と、帯刀なんだわー。約束を守る・・と、帯刀なんだけど・・

 

京では・・

「可愛い子だなぁ、誰から預かった?」

「授かったんどす」

「うちと、帯刀さんにどす・・」と、笑顔のお琴!ええー!いきなり(@_@;)

そっか、帯刀は9ヶ月ぶりとか・・それで早くも生まれてしまった子なんでしょうね。

お近と約束したのに、まさか子供が生まれてるとは・・別れることは出来ない帯刀なんですね。

あの驚きようがおもしろかった〜。

お琴も上手いわ〜っていうか、知らせるタイミングもなかったんでしょうね、昔だし。「堪忍しとくれやす」ってお琴が可愛い。

 

江戸

勝が天璋院に挨拶、ひとつだけ聞かせてほしい・・家茂の最期は聞きたいですよね。

眠ったようにおだやか・・と、聞き少しは安心した天璋院なのではないでしょうか。

最期まで苦しむとか、痛むとかそんなの辛すぎるし。

 

「母上と宮さまを頼む・・」と、勝に頼んだ家茂だったのよ。最後まで自分らを心配してくれた家茂を思うとよけいに・・(涙)

「あれほどに、汚れなきお心の持ち主を私は他に存じません・・」と、勝。

素直でやさしい人だったのでしょうね。

泣いてるだけじゃダメな天璋院、早くも次の将軍のことを考えねば。

 

家定、家茂を亡くし、このふたりの想いをこれから生きる支えにすると、思う天璋院なのですね。徳川を守る天璋院なのだし。

和宮、髪をおろさず、京へ帰ると噂が・・2人で話す天璋院和宮

髪をおろさない理由、和宮には家茂が亡くなったことを、受け止めることが出来ずにいたんですね。それでそんな気にもなれなかった。

 

京へ帰る話は、庭田嗣子らは京へ戻ることを求めている。家茂も京へ戻ることを許してくれると思う・・と、和宮なんだけど、自分の意志はすぐにいわない。

天璋院の質問には「どうでもよいのです・・」

 

あぁ、そうかもしれない。家茂は江戸にいても、京にいてもいない・・どこにいてもいない。自分はどうしようもない・・そんな和宮だったのかも。

場所は問題じゃなくて・・

「今のわたしには幕府も、徳川も大奥もどうでもよいのです・・」と、和宮

 

京・御所

将軍になった慶喜、帝と会う・・幕府を盛り上げることを誓う慶喜なんだわ。

 

ええ!年が明けたら京へ戻る?和宮たちが!

最初はそのつもりだったのかな。引き留めない天璋院なのね。

滝山が伝える、将軍は京の二条城にてまつりごとをとり行う・・と。本寿院、何を驚いてるのかと思ったら〜

慶喜はここには来ない?正室だけが来ることもない」と、知り喜ぶ。

そうよ、御台所もいない大奥じゃ・・意味がないのでは?

新しい将軍、慶喜正室は京で暮らす〜と、なると。

 

本寿院、言ってくれるわ〜^^;

「まさかとは思いましたが、これほど!何の未練もなく江戸を去られるとは・・亡き公方さまも不憫なこと。いくら嫌々の縁談でも、ここまで・・」

「母上さま、今の言葉、お取り消してくださいませ」と、天璋院和宮は心の底から、家茂を思ってた。それを知らない本寿院だったのね、きっと。

髪をおろす、家茂の死を認めることが出来ないほどに悲しんでいる和宮

和宮がもし、あのまま江戸にいたらよけいに悲しい。でも、京に戻っても悲しみは変わらないと思うのだけど。

もちろん、江戸に残る和宮は徳川の人間になったわけだけど。

 

おぉ、この夜に和宮が髪をおろすことになったのね。そして和宮「落飾」となる。

落飾とは?

「高貴な人が髪をそり落として仏門に入ること。落髪。」とあります。検索で来る人いるので書いておきます(^_^;

帝より「静寛院」となる。

堀北真希、このヘアスタイルの方が可愛い。

この時代、女性が「髪をおろす」というのは覚悟がいるような、決意表明のような事だったのでしょうね。今で言うと〜どんなことかな。

 

ええ?

「これで心残りなく、京に戻れると思った」と、和宮。この時、すでに徳川の人間になる!と、決意したから髪をおろしたのだと思った。

天璋院

「あとの事はどうか、心配なきように・・京へお戻りください」この言葉で気がついた和宮・・に見えました。

 

あぁ!ついに・・今度は帝が。

「わたくしが役目を果たせなかったからか、私が苦しめたからか・・」と、和宮なんだわ。自分をせめる和宮公武合体で徳川にきた和宮だったものね。

 

帝が薨去慶喜にも大きな傷手となる。これは帯刀、西郷らが動きやすくなるのでしょうね。

帯刀、子供が懐いてしまって(^_^;

小松家の長男として育てるのね。お近には手紙で知らせた様子。

お近には子供が出来なかったので辛いお近だったと思います。

 

長崎

お琴に子供が・・泣くお龍の涙の意味は?お近の気持ちを知ってるから複雑なんでしょうか。

海援隊を作る龍馬!

 

京の帯刀

「列候会議」有力諸侯を集めて帝のお許しを得て日本のまつりごとを進める仕組み?

これに慶喜にも参加せよ〜っと、いう。岩倉具視も参加する?この会議で慶喜を追い詰める作戦なのね。

この会議が薩摩藩の指導で始まる・・が、議論はまとまらない。

ええ?大久保、慶喜を討つしかない!って。

「倒幕かぁ・・」と、西郷。徳川の世を終わらせる・・と、大久保たち。

 

「攘夷は消えてなくなった」と、天璋院は「和宮は役目を終えた」と、いうこと。

誰にも文句を言わせず、京へ帰ってもらおう・・と、いう。

和宮

「嫁である私がこの大事な時に江戸を去る・・のをなぜ、笑って見送れるのですか?」これに天璋院

「それは・・それが宮さまのお望みだからです」と、答える。天璋院は今まで色々な事があっても、自分の道を歩いてきた。だから、和宮にも「自分の道を歩いてほしい」と、いう。

それによって天璋院1人で徳川を背負うことになっても・・それがさだめ、と受け止める天璋院なのでしょうね。道が困難でも歩く・・それが天璋院

 

「母上さまはお強うございます」と、和宮。確かに天璋院は強い人だと思う。

あ、ここで「母上さま」って!和宮は呼んだ。

京へ逃げる・・と、和宮は「京には帰りません」と、言い出す。

若くして徳川のために亡くなった家茂を思う和宮なのね。天璋院の強い生き方をも学びたい・・と、和宮

 

あぁ(涙)

天璋院

「もしかしたら、もし、わたくしが強いのだとしたら・・わたくしのそばには・・亡くなられた家定さまが付いていてくださる・・そう、思えるかもしれません。」

「お慕いしておいでだったのですね・・」

「慕うております。今もなお・・」

2人は似ている・・と、確認する。「初めて”母”と、呼んでくれた」と、天璋院なのだわ。

「あなたは・・徳川のお方になってくださったのでございますね・・」嬉しい、と感激で涙を流す天璋院

最初は和宮、京へ戻るつもりだったみたいですね。でも天璋院の言葉で気がつき、家茂を思う心で江戸に残る、徳川の人となっていた和宮

今回、天璋院の家定への想い

「慕うております。今もなお・・」で涙がこぼれました。

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