世界的ベストセラー小説を映画化!若い2人のラブストーリー。短くても価値のある時間を生きる。
「(500)日のサマー」のスタッフ制作。
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
甲状腺がんを患い、肺にも転移してしまったヘイゼル・グレース・ランカスター(シェイリーン・ウッドリー)。
母フラニーに勧められ、がん患者の支援団体に行き、骨肉腫で足を失ったオーガスタス(アンセル・エルゴート)と出会う。
ヘイゼルは、読んでいた小説の主人公がガンだったので自分と重ねていた。
しかし、納得できない結末に苛つき、続きが読みたいと思っていた。
ヘイゼルから、小説の話を聞いたオーガスタスは、作家にメールして彼女の気持ちを伝える。
作家が住んでいるアムステルダムに行きたい、会って小説の結末について話したい、と強く願うヘイゼル。
こんな感じの内容です。
2人はガン患者なので途中、体調が悪くなり入院・・と展開もあります。
それでも若い2人は病気に負けず、自分たちのやりたい事を続けます。
周囲の友達、家族も2人を温かく見守り支えます。
ヘイゼルは時々、苛立ってしまいますが、母親はどんな状態でも彼女を支えます。
「ガンで死ぬ事よりも、ガンで死ぬ娘を持った親の方が最悪」
そんな風に考え、母の辛い気持ちも理解してる賢いヘイゼル。
父親は、ヘイゼルとオーガスタスが親しくなるのを心配し、「娘は治る病気じゃないから」と、さりげなく教えます。
そんな気持ちももちろん、すべてを理解してヘイゼルと一緒にいる時間を大切にするオーガスタス。
病気モノなので、暗く重い流れもありますけれど、2人が残された時間を大切にして過ごす内容に感動でした。
特に後半、泣けてしまいましたね。
でも、愛が深い素敵な作品でした。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)