ルッカのあらすじ園

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映画「ロスト・ドーター」母性と自由な心

母親の子供に対する愛情が足りない場合は?未熟な母親の尋常ではない行動を複雑に描いてます。

2021年製作・ギリシャ/アメリカ合作・121分

ネタバレ度50%くらい

ストーリー

1人でバカンスに来たレイダ(オリヴィア・コールマン)は、海辺で遊んでいた若い母親、娘を見て昔を思い出す。

未熟な自分が母親の時、幼い娘2人に振り回され、余裕がなくなっていた日々・・。

 

こんな内容です。

サスペンスでもないドラマです。

レイダは海辺にいた母娘を見て、自分の子育て時代を思い出します。

タイトルからして子供が亡くなった?と、思ったら違う。

子育てに限界を感じて、自分の時間が欲しくなった彼女はなんと、家出をしてしまったのです。

 

子供を育てるのって自分の時間、すべてを犠牲にする必要もあったりして。それでもなんとか、生きて育てて・・という風に出来ない場合も。

彼女は「私には母性がない」と、言ってたのですがそんな事はないと思います。

うまく説明出来ないけれど、娘を愛してたレイダ。

そして海辺で娘に苛立っていた若い母親と自分を重ねていたのでしょう。

 

ただ、何故か海辺の母娘を見て妙な行動に走るのは理解出来ませんでした。

バカンスを楽しむ姿は自然ですが、母娘に対する態度とか、もやもやするものが残ります。

これを誰か説明してほしい😅

何故、あんな事をしたのか?

 

ずっと、不穏な空気が流れる作品ですね。

特に大きな問題は起きないのだけど、オリヴィア・コールマンの演技に引き込まれる映画です。

子育て時代を回想しながら、海辺の母娘との会話、映像を交えて物語は進んでいきます。

見終わってもモヤモヤ感があるので、男性には向かないかもしれません。でも見てほしい、母親の葛藤を。

肝っ玉母ちゃんタイプなら、笑って済ます内容なのかも。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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