身長が242センチメートルある巨人症の男性の物語、スペインの実話です。
2017年製作・スペイン
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
マルティンは戦争で右腕を負傷、動かなくなって故郷に戻る。
弟のホアキンは巨人症で身長が242センチメートルとなっていた。
こんな内容です。
ホアキンという巨人症の弟と、右腕が動かない兄マルティンの過酷な物語、実話です。
この時代だから、巨人症という病気を知らず、周囲から好奇の目で見られ、見せ物としてお金を稼ぐしかなかった2人。
実家に戻っても働かなければなりません。
でも、他に仕事も出来ない、腕も動かないマルティンは弟ホアキンと興行の旅にも出ます。
最初は嫌がっていたホアキンですが、お金のためだし、有名になったこともあり仕方なく・・。
ただ、巨人症は病気なので進行、そして背骨にも負担がかかり、内臓も弱り老化が早いのでした。
29歳でもう、杖をついて歩くほど。
骨が成長する時、音がするのには驚きました。
本当に苦労して各地を回り、43歳で亡くなってしまった兄思いのホアキンでした。
そんな2人の物語です。
悪い人もいれば良い人もいた、そんなホアキンの人生はとても印象に残ります。
実話だからこそ、切ない作品でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)