サイコパスは自覚あるのか?人間の二面性に気が付く人などいるのでしょうか。良い友達だと思ってたのに。
ネットフリックスのドキュメンタリー。
2020年製作・デンマーク・87分
ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
発明家ピーター・マドセンが自作の潜水艦ノーチラス号に女性記者と乗船後、女性だけが消え、マドセンだけが戻る。
行方不明の記者を探す警察・・。
ドキュメンタリーとも思えない映像、編集が凝ってて事件前の明るいマドセンの様子。
事件後の彼の嘘・・と、周囲の人たちの戸惑い、動揺などがリアルに描かれています。
結局、彼は大嘘つきでした。
もっと知りたい方は
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ネタバレ度90%
ピーター・マドセンは女性記者を殺害後、海に遺棄したことが判明。
事故で亡くなった彼女を海に遺棄した事を認めたマドセン。
最初、彼の仲間たちは事故だろう・・と、彼を庇っていました。警察の調査で事実が判明後、仲間たちの意見も変わっていきます。
明るく楽しい夢見るマドセンが殺人者・・。
警察が彼のパソコンを調査、拷問サイトなどの履歴が発見される。
信じていた仲間たちは愕然として衝撃を受ける。
明るく優しく賢い人だったマドセンが?と、信じられないが事実だった。
その後、マドセンの証言もコロコロと変わり、精神鑑定の結果は大嘘つきと判明。
パソコンはインターンの物だと嘘を付き、彼を慕っていたインターンはショックを受ける。
亡くなった記者のため、周囲の人たちは彼に不利な証言をして終身刑となる。
マドセンの友人(女性)は信じきっていたし、潜水艦にも誘われていたので、「もしかしたら・・私だったかも」と、トラウマに。
調査でマドセンのパソコンから、生きたまま首を切られる若い女性の動画が発見される。
記者の胴体部分のみも見つかる。
空気とガスを抜くための処理もされており、浮かんでこないようにオモリもつけていた。
その後、切断された脚、頭部も発見。
マドセンの印象は「よく喋る男」でした。
まあ、明るくて一緒にいたら楽しいだろう・・という雰囲気の男性。でも時々、理屈っぽい事を言うので面倒な感じもあり。
2人だけで潜水艦という密室に入るのは危険だと思う。
この被害者の方は有名な記者だったそうで・・しかもまだ若い。
本当に残念で可哀想でした。
マドセンのパソコンには、拷問、女性の苦悩など検索ワードも。結果、サイトの履歴もあり、その残虐性にも驚きました。
映像としてはもちろん、殺害シーンなどありません。
記録フィルムのようにマドセンが映っているシーンばかり。
事件前、事件後、裁判後までの物語です。
最後のマドセンの言葉がとても印象的でした。
サイコパスって本当に近くにいるのかもしれません。詳細は書いてませんが、マドセンが彼女にした殺害方法も言葉としてあります。
これが実話とは衝撃でした。
ピーター・マドセンの名前で検索するとwikiが見れます。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)