お互いに惹かれながらも親友の死を乗り越えられず・・離れてしまった2人。
ネットフリックス、アマゾンプライムビデオで視聴出来ます。
2020年製作・日本・109分
監督・脚本 遊川和彦
ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
1986年3月1日、高校で出会った弥生と太郎。
弥生の親友サクラは輸血でエイズにかかっている。そんな彼女をいつも笑顔で守る弥生に惹かれる太郎。
サクラが亡くなり、思いを告げられないまま・・お互いの人生を歩んでいく。
こんな感じで焦ったい大人の恋愛という感じ。
弥生を演じるのは波瑠。太郎役には成田凌が演じてます。
サクラは太郎が好きだったので遠慮もあり、思いを告げることなど出来なかった弥生。
そしてそれぞれ、2人は結婚して別の人生へ。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
親の借金返済のため、強引に結婚させられそうな弥生ですが結婚式当日、逃げ出します。
太郎の助けもあり、式場から逃げ出す事に成功した弥生。
太郎もまた、結婚したのですが離婚・・。事故で子供に怪我をさせてしまい、自分も足に障害が残ってしまいます。
その後、弥生は優しい歯科医と幸せな結婚をします。
離婚後、成長した息子と会いたい・・と思う太郎ですが・・話しかけられない。
そんな時、弥生の気遣いで息子と再会する太郎。
そして告白、2人は結ばれますが・・結婚している弥生は翌日、太郎の家から去ります。
そんなある日、東日本大震災で夫を失ってしまう弥生。太郎とのことで自分を責めます。
サクラのお墓参りに行く弥生は太郎と再会、いつも何かあると、サクラのお墓に報告に行く2人。
そんな頃、亡きサクラの父から30年以上前のテープを受け取る太郎。
2人が結婚したらこのテープを流して欲しい、とサクラの思いを知ります。
弥生を探す太郎はサクラのテープを渡します。
最初は拒否していた弥生ですがテープを聞いて、若くして亡くなったサクラの思いに感謝、涙を流します。
太郎と2人でサクラのお墓に報告する弥生。
「あの時・・弥生を好きになったんだ・・」
笑顔で太郎を見つめる弥生・・。
やっと・・30年かかって2人の愛は結ばれたのでした。
作品中、「見上げてごらん夜の星を」が流れるのでとても良い雰囲気。
2人の恋を応援してる感じですね。
サクラ役には杉咲花が演じてます。
長い人生、お互いに色々とあったけれど、弥生の夫を災害で・・という流れはいらなかった気もします。
まあ、夫がいたら結ばれないままなのですけど。
他の形で退場もあったかな、と。
高校生時代から、波瑠、成田凌の2人が演じてたのが良かったですね。大人になり、変わるのも違和感あるし。
話がどんどん飛びますが、これは30年間、3月だけの出来事を描いてるようです。
ドラマでじっくり見た方が感情移入しやすい作品かもしれないですね。
映画では時間が足りない気がしました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)