息子を助けるためなら何でもする母親!な物語。今まで視聴した同じタイプの作品中、1番強いお母さんでした。
ネットフリックスで5月から配信開始です。
2023年制作・94分・ポーランド
原題:Dzien Matki
監督 マテウシュ・ラコビチ
脚本 ウカシュ・M・マチェイェフスキ、マテウシュ・ラコビチ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
工場で働いているニーナ・ノーワーク(アグニェシュカ・グロホウスカ)の楽しみは幼い時に手放した息子/マックスのSNSを見ること。
息子の成長を見守ることだけが生きがいだったある日、マックスが誘拐されてしまう。
昔、殺したスピリドン・ドラガンの息子/ドゥサン・ドラガンが復讐として誘拐したのだった。
息子/マックスは優しい里親家族と暮らし幸せな日々を送っていたのに・・。
仲間に情報を頼み、犯罪組織/ヴォルトメーターが手下に誘拐させたことが判明。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
説明が少ないストーリーなので理解するのが困難でした。
主役の母はとにかく強い!今まで「ママは元 CIA」とか暗殺者だった的なのを視聴、その中でも抜群に強い母です。
「キル・ボクスン」なんてレベルじゃなくてランボーくらいに強いですね。元傭兵みたいな感じ。
アクションがポイントの映画です。
ストーリー的にはあまり期待しない方が良いB級だと思います(^^;;
仲間だと思ってた男に裏切られたり、撃たれたりしますが自分で弾を取り出し手当てする主人公。
愛する息子/マックスを助けるため、危険覚悟で犯罪組織に1人で殴り込み・・敵を次々と倒します。
あの人数、無理でしょ?と思うけれどすべて殺せるママ!って感じ。
ひたすら強い主人公です。
ヴォルトメーターはサイコな奴で強いわけでもなくて・・スタンガンで相手を倒すのが唯一の技みたい。
生意気な相手を電気ショックで殺したり、とにかくスタンガンで相手を攻めます。
丸坊主で変態パンツ姿で歩くヴォルトメーターのキャラ設定は好みでしょうか。
キャラ設定よりもっとストーリーを面白くして欲しかったですね。
全体的に見栄え、キャラを濃くしてる感じの作品。
人身売買、麻薬など悪いことを何でもする犯罪組織、そのトップが変態パンツのヴォルトメーター。
当然、後半では危ない主人公ですがヴォルトメーターも倒します。
このヴォルトメーターはサイコなので、自分の父親の生首を瓶詰めにしてる悪趣味なやつ。
一方、マックスは何故?彼女が自分を助けるのか理解出来ないアホ。助けてくれるならこの際、誰でも良さそうなのに!
負傷してまで必死に敵と戦い助けてくれたのを見て・・やっと彼女を信じます。
結果、彼女は自分の本当の母親・・と知るマックスです。
クラサヴィトサから電話で、息子と交換にヴォルトのお金を5時間以内に持ってくるよう指示されるニーナ。
けれど、仲間に裏切られ敵に捕まってしまいます。
でもそこは強いニーナ!敵を倒し、お金をかき集めてクラサヴィトサに渡してなんとか息子を助け出します。
自分を裏切った仲間も結局、娘のためにやったことなので殺さないのでした。
でもラストでは悪事が発覚!あれからどうなったのか?
両親はとても優しくマックスを愛しているけれど、一般人なので息子が行方不明になっても警察に捜索願いを出すしか出来ません。
それをこの主人公は自ら敵と戦い、命を賭けて息子/マックスを救出・・彼の両親に届けるのでした。
その後、自分の本当の母親と知ったマックスは彼女に会いに行きます。
やっと息子と堂々と会える日が来たニーナなのでした。
ところで・・ラストのおばさん、誰ですか?とにかく説明が足りないですね。
ストーリーは気にせず、アクションを楽しむだけの作品だと思いました。
B級というよりC級だと感じます^^;
ネットフリックスのジェニファー・ロペス出演「ザ・マザー 母という名の暗殺者」の方がまあまあ、だったかも。これもよくあるパターンでしたけど。
アクション的には「キル・ボクスン」よりこの映画の方がずっと上です。ストーリー的に同じようなママは実は強い!のは飽きました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★2個(満点5個)