大好きな兄がまさかの殺人鬼?信じられない衝撃に言葉を失う作品でした。おすすめ出来ない胸糞映画。
2012年制作・アメリカ・103分
監督 スコット・シャーマー
原作 トッド・リグニー
ネタバレ度90%
あらすじ
11歳の少年マーティは学校で虐められているが、唯一の楽しみはホラー映画を観ることだった。
そして家族の秘密をこっそり見るのも趣味。母の古いラブレター、父のエロ本。
そして年の離れた兄の部屋で見つけたバッグの中には人間の生首が入っていた。
時々、首が入れ替わっているので兄は人を殺してる、と理解しているマーティ。
スティーヴは見た目は普通、弟マーティに優しい兄。
けれどクローゼットに入れてるバッグの中身は・・生首という衝撃。それを普通にマーティは取り出し眺めている・・という不思議さ。
父親は人種差別をしていて観ていて気分悪い人。母親も世間体を気にするタイプ。
マーティは学校で殴られ、兄スティーヴに打ち明けます。
「殴られたら殴り返せ」とアドバイスする兄。
でも優しいマーティには出来ないのでした。
そんなある日、スティーヴの秘密であるバッグを見ると・・いじめっ子の生首が入ってました。
兄が復讐してくれた、と感謝するマーティ。
マーティはビデオを借りようとレンタル店に行きますが、観たいのは誰かに盗まれてテープがない。
そのビデオがなんと!兄の部屋にあったのです。
部屋でビデオ鑑賞するマーティ・・内容はすごいスプラッター、グロ、エロ。観ながらビデオの主役と兄を重ねてしまうマーティ。
学校で再び、虐められたマーティは仕返しで殴り返します。
それを両親、教師に激しく怒られるマーティ・・兄だけはそんな彼を認めてくれます。
いじめっ子に仕返しした件で父親に叩かれるマーティ。それを見て怒る兄スティーヴは父を殴り、家を追い出されます。
反抗するスティーヴは両親を殺害。
泣いて止めたマーティの言葉も耳に届かなかったのでした。
感想
とにかくこの作品中、マーティが観ていたビデオの内容がすごいです。普通じゃない連続殺人鬼を描いてます・・とても内容は書けません。
スティーヴは弟マーティにいつも優しくて、両親の圧力にうんざりしてたのでしょうね。
必死で耐えていたのが爆発した、という感じ。でもだからと言って殺人はダメだけれど。
弟に理解、感謝してもらえる、と思って両親を殺害。でもマーティはずっと泣いて悲しんでいたのです。
それでスティーヴは少しだけ残っていた正気の部分が壊れ、完全にイってしまったように思えました。
それがラストシーンですね。
基本、スプラッター、変態なので作品としては良いと思いますが人には勧められません。
視聴記録としてブログ記事にしました。プライムビデオで視聴。
興味を持った方でも絶対、観ない方が良いです。後で気分悪くなります(^^;;
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★1個(満点5個)