密室に閉じ込められた男女9人が救出されるまでを描いてます。よくある展開でありつつ、短い時間で濃縮に人間の本能を露わにした物語。
アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
2011年制作・アメリカ・84分
監督 スティーグ・スヴェンセン
脚本 マーク・ローゼンバーグ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度80%)
あらすじ
ウォール街の高層ビルの最上階、投資会社CEOヘンリー主催のパーティの日、孫娘マデリーンと一緒にエレベーターに。
投資アドバイザー/ドン、婚約者/モーリーン、社員/マーティ、投資家女性/ジェーン、ユダヤ人コメディアン/ジョージ、警備員/モハメッド、妊婦/セリーヌらも乗っていた。
9人がエレベーターに乗っている時、マデリーンがイタズラでボタンを押したため、緊急停止してしまう。
もっと知りたい方
↓
↓
90%のネタバレ感想
ジョージは閉所恐怖症なため、不安で苛立っていたのです。
それを見てマデリーンは揶揄うようにエレベーターの緊急ボタンを押してしまいます。
その場で止まり、動かなくなるエレベーターに焦る9人。
よくある設定ですがこれはかなりエグい内容でした。まさかこんな事になるとは。
大人しく救出を待っていれば良いのに・・待たされて苛立った9人は自分たちで脱出を試みます。
結果、悲惨な展開に。
それでも皆、大人なので子供のマデリーンがやった事を責めません。
驚いたのは妊婦のセリーヌがトイレに行きたい、とバッグの中にすること。
その他、お互いに苛立っているので細かい事で争いに。
投資家がいたのですが当然、 損をした人はCEOヘンリーに文句を言うシーンも。
呼び出しボタンを押して事情を説明するも時間がかかります。
次第に限界に達する9人・・という流れがハラハラドキドキ。
普通の作品と違うのはジェーンがなんと!爆弾を持っていたことです。
夫、息子を失い何も怖いものはないジェーン。まさかの流れで爆弾騒動が起きます。
この後、大変な事になりますが・・それほど出血シーンはないので苦手な人も大丈夫かと(^^;;
爆発せず、何とか終わると思ったら・・呆気ない最後でした。助かった人もいたけれど、ダメだった人も。
明るいラストではないので・・見終わった後は爽快感はありません。マデリーンらも助かったのですけどね。
未視聴の方、さらっと視聴出来るのでおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)