先天性の病気で95%の視力を失ったサリーの夢を諦めない人生の物語。
明るいサリーの夢は、5つ星ホテルで働くこと。
けれど・・網膜剥離が進み、視力の80%は失われ、視神経の損傷もある。視力を残すため、手術を受けたサリー。
ホテルマンになるのが夢だったサリーは、盲学校に行くのを拒否。
「夢を諦めたくない」と、普通の高校で頑張る。
コールセンターのオペレーター、マッサージ師などを勧められるサリーだが、障害を隠してホテルの就職試験を受けることに。
記憶力がとても良くて、音でしっかり覚えるサリー。
周囲の協力を得て、なんとか5つ星ホテルの試験に合格。
同時期に出会った友人マックスに助けられ、研修を続けるサリー。
ホテルに出入りする女性ラウラを好きになり、目のことを隠して交際するサリーだが・・。
子供を預かっている時、トラブルが発生・・彼女を怒らせてしまう。
さすがにこれは危険だわ。
事実をいうべきだったサリーね。
研修生として、真面目で優秀なサリーは認められ、マックスにも頼られるほどに。
一方、父親が母を捨てて家出・・家族を養うためにも、無理して仕事を頑張るサリーだが・・。
サリーは本当に頑張って、障害を感じさせないほどです。
マックスも彼を支え、2人の友情は楽しくも微笑ましい。
あれだけの視力で本当に仕事が出来るの?と、思ってしまうほど。
でも、これは実話なんですよね。
驚きでした。
最後まで明るくクスクスと笑えるシーン、切ない部分もあり、元気も出る、とてもお勧めの作品です。
好き度は★4.5個(満点5個)