ルッカのあらすじ園

映画とドラマのネタバレレビュー♪たまに猫も

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

映画「ガール・イン・ザ・ベースメント」感想

これが実話なんて信じられない!20年以上も父親に監禁された娘の物語。「ルーム」の原案となった作品です。

f:id:luccax:20210826200542j:plain

映画「ルーム」は2016年、この作品が原案と知り驚きました。

内容はタイトル通りなので、80%のネタバレで書きます。

 

ストーリー

18歳になったら、フロリダへ行って全国を旅したい・・と、夢を持つサラ。

恋人クリスと楽しい日々を送っていたが、厳しい父ダンにはいつもウンザリしていた。

 

父に反抗、パーティに行きたいサラの気持ちもわかります。

娘を心配する父の気持ちも・・。(この時は)

 

母親、姉エイミーと話すサラに激怒する父。

バカにされた!と、思う父でしょうね。

 

家の地下には大きな防空壕があり、父ダンは実の娘・サラを騙して監禁してしまいます。

何も知らず、サラが戻らない、と警察に相談する母、姉たち。

警察は、若い子のよくある家出、と片付けてしまいます。

 

サラがいる地下の部屋に行くまで、鍵をかけた扉、隠し扉などもあり、簡単にはドアの存在すらわかりません。

部屋も防音になっているので、大声を出しても無駄。

 

叫ぶサラを徐々にしつけていく父ダン。

サラを乱暴して、妊娠させてしまいます。

サラも抵抗すれば、電気(部屋の換気も)を消されたり、殴られたりするので、おとなしく言うことを聞くように。

 

サラに赤いキャミソールを着せて、自分好みにしていく父に吐き気がします。

自分のことを、パパではなくて「ダン」と、名前で呼ばせる父。

 

サラに良い子でいれば、望みを叶える・・と、テレビを置く父。

 

地上では、サラの恋人クリスが心配して家に来るも、「娘は幼馴染のスティーブと家を出た」と、嘘をつく父ダン。

ショックを受けるクリス。

 

1人、地下室で出産するサラは子育てを生き甲斐にします。

病んでしまいそうだけど、子供を守るためにも強くなったのでしょう。

複数出産、1人は死産。

 

壮絶な生活の中、子供たちを愛して育てるサラ。

長女マリーには喘息の病気があり、熱を出すことも。

 

一方、クリスと再会するエイミーは、父ダンの嘘を知り激怒します。

サラがスティーブと家出・・と嘘。

エイミーは父の残虐性を知っていて、もしやサラも・・・と、不安になるのですが。

 

子供が小さいうちは、父ダンのことを「夫」として思わせていましたが・・。

ある程度、成長した時、サラは2人の子供に事実を告げます。

ダンは、夫ではなくて「父親」なのだと。

そしてマイケルは怒り、父ダンに殴りかかったことも・・。

 

数年経ち、出産したトーマスを母親に育ててもらう提案をするサラ。

部屋は狭いし・・と、うまく父を説得します。

提案を受け、妻を騙し、トーマスをサラの子として育てさせるダン。

 

赤ちゃんトーマスを家の玄関に置いて、

「彼氏といるけど、育てる余裕がないの」と、サラに書かせた手紙を入れます。

子供の下に、「警察を呼んで」と、メモで母に事情を知らせようとするサラ。

けれど、父ダンに見つかり、失敗。

 

成長したトーマスはとても良い子で、ダンに気に入られます。

 

職を失った父ダンはある夜、サラたちを殺そうとしますが・・断念。

収入も減り、邪魔になったのです。

 

20年目

マリーが高熱、喘息の発作で苦しみ、サラは父ダンに病院に連れていくよう頼みます。

嫌がるダンですが・・。

 

こんな感じの内容です。

酷い描写は割と少ない方だと思いますけれど、精神的に視聴困難な作品でした。

実の娘をどうして?と、ダンに対する怒りも。

本当に実話なんて信じられない。

辛い内容だったけれど、最後にはサラの笑顔が見れます。

 

好き度は★1個(満点5個)

↓読んだら応援のポチ押して下さると嬉しいです^^
にほんブログ村 映画ブログへ
応援ありがとうございます^^