人間は1人では生きられない。年をとればなおさら。誰かの助けを借りて生きるのも悪くないかも・・と、思た物語。
意地を張らず素直に・・そうしたら誰かが支えてくれそうな気もしてきました。
2018年の作品。
ネタバレ度40%くらい。
ストーリー
アルゼンチンに住む仕立て屋のアブラハム(88歳)は、施設に入れようとしている娘たちにうんざり。
施設も嫌だし、1人でポーランドに行く事に。
途中、アブラハムが出会った人々は・・。
飛行機で隣にいた青年、マドリッドのホテルの女主人、列車の中で知り合ったドイツ人文化人類学者など。
こんな内容です。
わかりやすいのですが、主人公が88歳と高齢なこともあり、目が離せません。
つい、手を出したくなってしまう事も。
なぜ、あの年で1人旅に?と、考えながら視聴してたのだけど。
ものすごく驚いた事があったのです。
これを知ると、アブラハムへの思いが変わるでしょう。
そんな理由があったなんて・・と、ショックでもありました。
日本人の私にはやはり、人ごとと言うか・・教科書の中の出来事のような気もして。
「聞いた話じゃない。この目で見た」
この言葉が衝撃でした。
ホームでのシーンは何故か涙も・・。
感動の涙ではなくて、悲しみとも違う涙でした。
でも、最後は安心した方向で終わったので良かったです。
ホッとしたラストでした。
是非、観て欲しい映画でおすすめです。
好き度は★4.5個(満点5個)