ルッカのあらすじ園

映画とドラマのネタバレレビュー♪たまに猫も

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

映画「マダム・イン・ニューヨーク」バカにされても頑張る女性

英語が出来ないコンプレックスを隠して生きる主婦の物語。インド映画界の大人気女優・復帰作。

2012年製作・インド・G・134分

ネタバレ度70%くらい

f:id:luccax:20220317163200j:plain

ストーリー

インドで夫サティシュ、娘サプナ、息子サガル、姑と暮らす主婦シャシ(シュリデビ)。

良妻賢母だが、英語が出来ないことがコンプレックスだった。

ある日、ニューヨークで暮らす姉マヌから、ミーラの結婚準備を手伝って欲しい、と頼まれニューヨークに行く事に。

 

こんな内容です。

シャシはとにかく良い奥さん、夫に逆らわない良き妻ですね。

インドってこんなに夫に従うものなの?と、驚くほどでした。

そんなシャシを英語が出来ない、と見下している夫サティシュ。しかも娘サプナまで母親のシャシを笑います。

怒らないシャシだけど、とても傷ついています。

日本人なら怒って夫、娘に言い返すと思うのだけど😅

 

1人でニューヨークに行くシャシも面白かった。

英語がわからないので、飛行機に乗るまでの手続きも大変。

必要な英語を丸暗記したり、近くにいる人に聞いたり可愛い。

飛行機の中で映画を見るシーン、ここは爆笑。

隣の優しいおじさんキュートです!

わからない事を素直に聞くシャシ。

 

姉の家に到着後、周囲の話も英語だらけ。

そんな時、落ち込むシャシは4週間で英語を学ぶ!というスクールを知って入会します。

それを知ってるのは唯一、ラーダ(ミーラ妹)だけ。

 

姉、夫たちに内緒で英語スクールに通うシャシは明るさを取り戻します。

スクールのメンバーも皆、英語は話せない。だからすぐに親しくなれるのです。

その中でフランス人コック・ローラン(メディ・ネブー)と話すようになるシャシ。

ここは他の作品なら、不倫に走るのかも。でも、そこはインド映画なので真面目なシャシでしたね。

 

「勉強なら教えてあげる事ができる。でもどうやって・・?優しさを?」

娘の言葉で傷ついたシャシの言葉です。敬意を払って欲しい、と思うシャシ。

スクールの最後に試験があり、受かるか?とドキドキなシャシたち。

けれど、試験の日と結婚式が重なってしまい・・と、いう流れ。

 

最後のシャシのスピーチ、最高に素敵でした。

「家族だけは自分の弱い部分を笑わない、見下さない」と。

時には夫婦でも、相手の気持ちがわからなくなる時がある。

そんな時は自分で自分を助ける、と。

これを聞いた娘、夫は下を向いてしまうのです。

そりゃそうですよね。ずっと、彼女を見下して笑っていたのだから。

 

辛い時は自分で自分を助けて、自分を愛せるようになれば相手も愛せるって事でしょうね。

良いセリフが沢山ありました。

ここは感動で涙・・

 

サティシュは英語スクールの事、シャシの我慢してる気持ちも知らないので、いつものように英語を訳すのですが。

娘サプナも母は英語がわからないから、と英語で彼氏の話などしています。

でも、今のシャシはそれが理解できるのです。

英語がわかるようになっても、自慢しないシャシって素晴らしい。

私なら、もう話せるのよ!とか自慢したい(笑)

 

最後の最後まで良妻賢母のシャシ!という作品でした。

苦手な事があっても逃げ出さす、学んだりして前向きに考える主人公が素敵な映画です。

シャシを演じたシュリデビさん、物凄く美人でチャーミングです。

最後はお約束的に歌とダンスがあります。

明るく頑張れる、前向きになれる優秀な映画ですね。

未視聴の方は絶対、おすすめ♪

ネットフリックス視聴でした。あのお菓子、食べてみたーい!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

↓読んだら応援のポチ押して下さると嬉しいです^^
にほんブログ村 映画ブログへ
応援ありがとうございます^^