ルッカのあらすじ園

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「MOTHER (マザー)」3話ネタバレあらすじ

奈緒のしたことは誘拐であり、罪なのだけどそっとしておいてあげたいです。この3話では奈緒を捨てた母、葉菜とのシーンが引き込まれます。奈緒が母に捨てられた日、これで辛い記憶の葉菜です。

知らない人もぜひ、騙されたと思って読んでみてください。カテゴリに 1話からあります。

ずっと、気になってるのがタイトルの「Mother」の文字、「t 」が十字架にみえます。

出演

松雪泰子山本耕史酒井若菜倉科カナ芦田愛菜高畑淳子、田中裕子

主題歌 「泣き顔スマイル」hinaco

3話 視聴率 12.8%

店(キデイランド

怜南は1人、ぬいぐるみを見てまわり・・その後ろからそっと、様子を見ている望月葉菜(田中祐子)。怜南に気づかれそうになり、慌てて商品を倒してしまう。

商品を直していると、怜南も手伝ってくれる。感謝しながら、怜南に指摘される服についたままのクリーニングのタブ。

「ふふ・・うっかりさんだね。」と、笑顔の怜南。

「そう、うっかりさんなんです。」と、微笑みで怜南をみる葉菜。

店内では、棚卸しのために閉店するアナウンスが流れる。

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奈緒の娘?と、驚いた葉菜は当然、尾行して怜南を見守っていた。人なつこい笑顔の怜南と感じた葉菜でしょう。怜南を見つめる葉菜の視線が引き込まれる)

 

会社

鈴原藤子(高畑淳子)は、奈緒からの電話で再会、奈緒を見て抱きしめる。

社長室で待つ奈緒は、藤子からお金を借りる。あやまる奈緒に藤子は

「謝るなら貸さないわよ。”親なんだから当たり前でしょ!” って顔しなさい。」と、笑顔で奈緒に封筒を握らせる。

(やっと、自分に甘えてくれた、頼ってくれたことが嬉しい藤子でしょう)

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閉店する店のスタッフから、キデイランドマップをもらい、メモする怜南。

葉菜は、そのメモを見て微笑みうなずく。

「おかあさんへ。としょかんのところにいってるよ。つぐみ」

 

図書館

本を読んでる怜南に声をかける奈緒は慌てて駆け寄る。

「棚卸し?お店の前で待っててくれたら良かったのに・・」と、奈緒に怜南は、小さな声で奈緒の耳元に

「子供が1人でいたら、おまわりさんに話かけられちゃうでしょ。」

「あ、そっか・・そうね。」と、理解する奈緒は2人で外に出ようとすると・・本が落ちる音がする。

2人で「ん?」と、不思議そうに顔を見て去っていく。

本棚の影からそっと、2人を見守る葉菜。

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公園

「つぐみが困ってたら、うっかりさんが図書カードを書いてくれたの。」

「うっかりさん?」

「あのね、うっかりしてるおばさんなの。」と、怜南。

「うっかりさんてね・・すごくうっかりさんなんだよ。」と、怜南は奈緒に服に、クリーニングのタブが付いてたことを話す。

 

ホテルの部屋

「昨日、寒かったでしょう。すきま風が入るのね。」と、窓を閉める奈緒

怜南に朝食のパンを与え、自分は新聞を複数チェックする。

「大丈夫・・どこにも載ってない。あれから3日たってるし、北海道で起きた事故なんて、東京じゃ関心ないのね。」と、安堵の奈緒は 怜南のパジャマを買おうと言い出す。これに浴衣を着ている怜南は

「いいよ。七五三さんみたいだし。」と。

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2人で部屋探し・・・見ようと思った部屋の前には交番があり止める奈緒

不動産で「お子さんと2人ねえ・・」と、言われてしまう。

(部屋探しに困難を感じる奈緒ですね)

 

「ここで待ってられる?」と、奈緒

「うん。待ってられる。」と、奈緒の仕事が見つかるか心配する怜南。

 

大学の知り合い・教授に会いに行く奈緒だがすでに退職。がっかりする奈緒は、職を求めて雑誌をみる。35才で職探しを始めるが困難だと知る。

 

図書館

1人本を探す怜南、葉菜は怜南に挨拶。

 

公園

逆上がりをしてみせる葉菜は、怜南に教える。

奈緒が戻って来る・・慌てて帰ろうとする葉菜。

「あのね、うっかりさんに逆上がりを教えてもらってたの。」と、怜南に奈緒は足早に帰る葉菜にお礼をいう。

突然、雨が降ってきてぬれてしまう2人。

 

ホテル

フロントで妹の芽依、果歩と会う奈緒は驚く。母に聞いてきたいう。

芽依は怜南を見て

「それ・・何?」

「娘よ。」と、挨拶させる奈緒

 

北海道

真人がいる店で飲んでいる怜南・母の仁美。

「役所から連絡は?」と、真人。

「そろそろ、準備したらどうかって。葬式でしょ。怜南の。」

「まだ、遺体も見つかっていないのに?」

「こっちから言い出して欲しいのよ。”もう、結構です”って。」と、仁美は飲み続ける。

「警察は?バレてないかな?」と、真人。

「何を?」

「だから・・自殺だってことをさ。」

 

お酒を飲み続ける仁美を呆れてみる真人。

「あたしが、めんどくさくなったんでしょ?」と、仁美。真人は店の鍵を閉めず、買い出しに行く。入れ替わりに記者の駿輔が入ってくる。

 

駿輔に気づかず、真人に向けて話す仁美は

「あたしだって怖くて怖くて・・」と、仁美は駿輔に気がつく。

 

(真人は怜南が、事故でなく自殺したと思ってるんですね)

 

ホテル

芽依は相手の家の世間体を気にして、長女の奈緒に結婚式に参加するようにいう。

これに遠慮する奈緒

「お姉ちゃん、出ない方がいんじゃない?母子家庭だし。」

父親は(つぐみの)室蘭の研究室で一緒だった人と答える奈緒

「ふうん、だから家に帰ってこれなかったんだ。お母さんに、私生児生んだなんて言えないよ。」と、芽依。

「お母さん、ショック受けると思うなあ。」と、芽依。

「時期みて・・話すから。」と、奈緒

 

(芽依は妊娠中で結婚を控えている。お互い ”色々、事情がある” と、言いつつ突っ込んで聞かない姉妹たち。でも仲は良さそう。果歩は素直に ”娘” と信じて怜南の相手をしている。)

 

北海道

怜南の写真を母・仁美から受け取る駿輔。

早めに返却すると言葉に「いらない」と、仁美。

「わかってますよ。男の所に入り浸ってるなんて書きませんから。」と、駿輔。仁美は、駿輔が見ていたテーブル上にあったひげそりを隠す。

「気を付けてくださいね。妙な疑いかけられてますから。」と、駿輔。

「疑いって?」

「男が出来たら・・・子供が面倒になって」と、駿輔は笑顔。

「娘さん・・・何があったんでしょうかね?」

「事故ですよ・・」と、仁美。

 

駿輔は、怜南の写真を見つめながらあの日、駅のホームで奈緒と出会ったことを思い出す。1人と奈緒はお弁当を2個持っていたことも。

 

(駿輔はすでに奈緒が怪しい・・と、思ってる様子。仁美にも脅しをかけるような言葉をいうのは、仁美も脅すつもりがあるのかも。)

 

果歩の領収書を見て住所をみる駿輔。

 

病院

医師から家族もいない、入院する気もない葉菜を

「生き甲斐があれば、三ヶ月が半年になった患者さんもいるんですよ。半年が一年になったりする患者さんもいます。」と、医師の言葉。

 

(生き甲斐を見つければ、長く生きられる?と、医師かな。何の病気だろう)

 

公園

怜南が、逆上がりの練習をしてるのを目撃する葉菜。

図書館で絵を描く怜南に、店の粗品であるボールペンを差し出す。

「つぐみちゃんは、何色が好きなんですか?」

「水色。」と、怜南。

色鉛筆の中、水色がないことを指摘、鉛筆の名前「怜南」が削られているのを見た葉菜は

「れな?ちゃんって子から、もらったんですか。それで水色がないんですね。」と、納得する葉菜。うなずく怜南。

 

(他の子の色鉛筆をもらったつぐみ・・と、信じた葉菜でしょう。”れな”と、言葉に動揺する怜南)

 

図書館

水色の色鉛筆を購入、図書館に行く葉菜は、怜南と奈緒の会話を盗み聞く。

 

「つぐみね、8月3日だから獅子座。お母さん、何座?」と、星座を聞く怜南。

「何座かなぁ・・お母さん、誕生日わからないの。施設の人が決めてくれた誕生日はあるんだけど。本当のは忘れちゃった。だから、星座がわからない。」

「ふうん・・ほんとのお母さんに会えるといいね。」と、怜南。

「会ったら困る。どんな顔だったのかわからないし・・私もどんな顔していいのか、わからない。」と、奈緒

この会話を本棚の向こうで聞いている葉菜は、水色の色鉛筆を、怜南の鉛筆ケースの中に置いて去ろうとする。

途中、本を落としてしまう葉菜に気がつく怜南。

 

「まただよ〜。」と、笑顔の怜南。奈緒は本を拾いながら

「いつも娘がお世話に・・」と、挨拶。咳をする奈緒

「お風邪ですか?熱は?」と、奈緒を気遣う葉菜。本を拾おうとして奈緒の手にふれ、慌てて手を引っ込める葉菜。

「うっかりさんで結構です。」と、名乗らず帰って行く葉菜。

 

(誕生日を覚えていない・・と、まさかの会話を聞いてしまい、慌てる葉菜の様子。名乗らず逃げる母・葉菜ですね)

 

東京・奈緒の実家

藤子は奈緒の部屋、引き出しにある学生証をみつめる。

(生年月日は49年8月14日)

 

「心配しすぎ!奈緒姉さんも大人なんだから。」と、次女の芽依。

「どうして帰って来ないのかな。」と、藤子。果歩の彼氏の「隠し事でもあるんじゃ?」と、言葉を否定、誤魔化す果歩。

奈緒が私生児を産んだ!と、信じてる姉妹たち)

 

図書館が休館、ホテルで待つと怜南。奈緒は仕事で夕方に戻る予定。

風邪気味の怜南。奈緒は必死で職探し。

ホテルで絵を描く怜南は、色鉛筆の中に「うっかりさん」のボールペンがあるのを発見、酷い咳で苦しむ。

 

トイレで着替える奈緒は、怜南に電話〜仕事が見つかり

「今日から仕事で遅くなる」と、ホテルで待つように指示。熱がある怜南は、ベッドで寝てるが、外国人のメイドが来て慌てて部屋を出てしまう。小銭とボールペンを持って。

 

(部屋の掃除を拒否すれば良かったけど、子供なのでわからなかった怜南)

 

スミレ理髪店

客の老人を相手に話す葉菜。怜南は葉菜に電話

「あのね。今から遊びにいってもいい?」と、これを仕事中・・と、断る葉菜は怜南の声が違うことに気がつく。

「うん、わかった。じゃあね・・・」と、苦しい声の怜南の手には、葉菜が持ってきた粗品のボールペン(スミレ理髪店の電話番号が書いてある)

 

(熱で苦しむ怜南をすぐに感じた葉菜、怜南は自分では具合悪いことは何もいわない)

 

ホテルに戻る奈緒は、部屋に怜南がいないことを知り驚く。メッセージで

「望月葉菜」と、知り家に向かう奈緒

 

葉菜の家

怜南を病院に行かせ、布団に寝かせてくれた葉菜。

「アレルギーがあるかも?」と、最低限の薬だけ・・と、説明する葉菜。注射もできず。

「つぐみちゃんは、アレルギーはありますか?」と、葉菜に奈緒は「もう少し、様子を見ます」と、誤魔化す。

保険証と母子手帳といわれる奈緒は明日・・と、答える。

 

(怜南のアレルギーも知らず、母子手帳もない奈緒でした)

 

今夜はこのままが良い・・と、葉菜に感謝する奈緒はなぜ、「うっかりさん」に具合悪いことを話したのかと聞く。

「なんとなく・・わかった」と、葉菜に自分が気づくべきと感じる奈緒

 

「つぐみちゃんは、泣き言とか言わない子みたいだから・・」と、葉菜に

「言わないんじゃないんです。言えないんです・・わたし、無理させてるから。北海道から引っ越してきたばっかりで・・すきま風が入るようなホテル暮らしだったし・・。」と、奈緒に驚きながらも静かに聞く葉菜は

「ホテル暮らし?ご実家とかは?」

「迷惑かけたくなかったから。」と、奈緒に「実家なら、迷惑かけても構わない・・ホテルよりはマシですよ。」と、葉菜。

 

「私・・里子なんです。5才の時に実の母に捨てられちゃって・・といっても、当時のことはほとんど覚えてないんです。やな思いを忘れるのは得意で・・どうして捨てられたのか。自分でどこで捨てられたのか・・誕生日さえ覚えてないし・・何より1番覚えてないのが母の顔で・・・」

「そうなの・・」と、静かに聞いている葉菜。

 

「自分の誕生日さえわからないのは・・なんていうか。生きてる気がしなくて。」

「あなたはちゃんと、生きてるわ。本当よ。」

「でもたぶん、決めたんだと思います。生きるためには心を殺すって。あの日・・あ、ごめんなさい。こんな事を話してしまい・・」と、人に話したことがないのにと奈緒。「私で良ければ・・」と、葉菜。

 

「決めたんだと思います。あの日、母に捨てられた日、頭じゃなくて。この手が決めたんだと思います。たぶん、今頃の時期・・母は私を連れてデパートの屋上に行って ”好きなモノに好きなだけ乗りなさい” 。」と、遊園地で遊ぶことを許してくれたことをいう。

「すごく楽しかった。食堂で好きなものを頼んだけれど、オマケの着せ替えセットが男の子のしかなくて・・私は酷く泣きました。母は私の機嫌を直そうとして、洋服を買ってくれました。それでも泣き止まなくて・・困ったと思います。

私の楽しい思い出を残そうとしていたし・・泣いてる私を捨てるのは、気分的にいやだったんだと思います。」と、奈緒

 

川の近くにいった奈緒と母。(回想)

母にタンポポの種を握らされた奈緒

「ふっと、母の息遣いにタンポポの種が舞い上がって・・私はようやく泣き止み、笑いました。それから・・次から次へとタンポポの種を見つけてきて・・私、嬉しくて笑いました。よくわかってなかったんです。笑ったらその時が合図なんだと・・笑ったら母がいなくなるんだって・・

母は私の笑顔をみて・・そして手を握りました。わたし、いいました。”手じゃないよ、タンポポの種ちょうだい” 新しいタンポポの種をもらうと・・私は夢中になって種を飛ばし始めて・・気がつくと母はいなくなってました・・」と、奈緒

葉菜は静かに話を聞いている・・涙をこらえ動揺を隠している。

 

「どうして泣き止んでしまったんだろう。どうして手を離してしまったんだろう・・あの時、笑ったりしなければ・・母は私を捨てなかったんじゃ・・」と、ぽろぽろと涙をこぼす奈緒。下を見つめている葉菜。

 

「母の顔も忘れたけど、あの時の母の手の感触だけは・・どうしてか・・今も覚えてて・・街ですれ違う人たちの手をみると・・想像・・してしまうんです。” この人なんじゃないか?さっきの人なんじゃないか?” 顔はわからないけれど、1人、また1人・・何十人、何百人、何千人と手を握るうちにいつか・・・いつか・・

母の手に出会えるんじゃないか・・って。”この手が母の手なんだって” 気づくんじゃないかって。そんな・・バカな想像して・・。」と、泣く奈緒

葉菜は冷静を装い、お茶をいれながら飲んでいる。

 

「すみません・・なんか・・うっかりさん、話しやすくて。ごめんなさい。」と、謝る奈緒

「つぐみちゃん。どうしたかしらね。」と、下へ片付けに行くと部屋を出る葉菜は

「会いたいって・・思うことある?その・・実のお母さん・・」

「無償の愛って・・どう思います?」と、奈緒

「無償の愛?」

「よく言うじゃないですか・・。親は子に無償の愛を捧げるって。あれは私、逆だと思うんです。」

「逆?」

「小さな子供が親に向ける愛が・・無償の愛だと思います。子供は何があっても、たとえ殺されそうになっても捨てられても・・親のことを愛してる・・何があっても・・だから親も・・絶対に子供を離しちゃいけないはずなんです。それを裏切った人には・・会いたいとは思いません。」

「そうね・・そうよね・・つぐみちゃんのためにも、実家のお母さんの所に帰るのがいいんじゃないかしら?あなたを1番、愛してるのは・・その方だと思います。」と、葉菜は下へ行く。

 

洗面所

水道の水を流し、嗚咽する葉菜は顔を洗いながら泣く。

 

(娘の言葉を聞いて、やり切れない後悔でいっぱいの葉菜でしょうか)

 

妊娠中の芽依は、医師から「精密検査が必要」と、言われたことを思い出す。

 

ホテルにいる奈緒に会いに向かう途中、スミレ理髪店から出てきた奈緒、怜南、葉菜を目撃する藤子は驚愕。

スミレ理髪店に飛び込み、葉菜に向かって手をあげ止める藤子。覚悟する葉菜。

「名乗ったの?」と、藤子にクビを横にふる葉菜。

「一緒にいた女の子は?いいわ、そのこと。本人に聞くから。」

「ごめんなさい・・」と、葉菜。

「あなたに・・あなたにあの子に会う資格あるの!!!2度と会わないで!!!」と、怒鳴る藤子。

「はい。2度と会いません。」と、頭を下げる葉菜。

 

「ただ・・ひとつだけお願いがあります・・あの子に・・奈緒に教えてあげてほしいことが・・あります。あの子の星座は水瓶座です。1975年1月31 日・・それが奈緒の誕生日です。お願いします。」と、葉菜。

「そんなこと、今さら教えられるわけないでしょ。」と、怒る藤子は出て行く。

 

公園

「お熱さがったばっかりでしょ?」と、奈緒

「1回だけ。」と、鉄棒をしたいと怜南。

 

スミレ理髪店

新聞を片付けている葉菜は、ふと・・新聞の記事を見つける。

「室蘭海難事故、捜索断念 小1女児 〜行方不明〜道木怜南さん(7)」と、読む。

 

「れなちゃんって子から、もらったんですか?つぐみちゃんは、何色が好きなんですか?」と、自分の言葉を思い出す葉菜。

新聞記事「水色のマフラー」と、読み驚愕で座りこんでしまう。

 

鈴原藤子の家

記者の駿輔が家の様子を見に来る。

 

感想

予告では、家に怜南を連れ帰る奈緒ですね。そし中絶を決意する次女の芽依。

奈緒の眼帯も気になります。

藤子としては「いきなり7才の子」を連れてきた奈緒・・と、信じるようです。

 

この3話では、まさかの実の母である葉菜と会い、こんな早い段階で家にまで来るとは驚きでした。印象に残ったのは「無償の愛」です。

親は子供を捨てることが出来ても、子供には「親」しかいない。それを虐待したり、捨てるのはやはり、動物でもしないことでしょう。

 

生きるためなのか、なぜ、5才まで育てた奈緒を捨てた葉菜なのか・・その事情も気になります。怜南の具合悪いことに敏感に気づいた葉菜は、奈緒を愛して育てたと思いますね。

でもなぜ、捨てたのか・・藤子の葛藤も理解できます。

 

そして葉菜の病気ですね。これも余命わずかなのか〜家族のいない葉菜のようです。とにかく5才の芦田愛菜ちゃんの演技がすごい。具合悪そうに電話するシーンなど、幼いながらも引き込まれます。最後、新聞を見る葉菜と、鉄棒で逆上がりする怜南の映像が良かった。

母の葉菜は、娘の奈緒がなぜ、行方不明の子(道木怜南)と、一緒にいるのか謎なまま、最後まで見守ろうとするのでしょうね。奈緒の告白、これを聞いてる時の田中裕子の演技、動き、表情も素晴らしかったです。

謎も多く最後まで見届けたいドラマです。最終回まで毎週、書くことにしました。

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