監督はフランシス・コッポラの孫・ジア・コッポラです。SNSの闇を描いたインフルエンサーの物語。
アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
2021年制作・アメリカ・G・94分
原題 Mainstream
監督 ジア・コッポラ
原案 ジア・コッポラ
脚本 トム・スチュアート、ジア・コッポラ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
YouTubeで動画制作をしているフランキー(マヤ・ホーク)はコメディバーでも働いていた。
毎日、動画のネタを考えながらも成功を狙っていたが思うようにはいかない。
ある日、天才的な話術の男性/リンク(アンドリュー・ガーフィールド)と出会い、説得して仲間になってもらうことに。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
リアルな感じのユーチューバーという感じでした。これがきっと現実なのだろうな、と。
フランキーはリンクの話術に夢中、作家志望の友人/ジェイクも説得、3人で動画をスタートします。
アッという間にリンクの話術で、動画の再生回数は伸びて彼は人気者に。
ジェイク、フランキーも彼の魅力に引き込まれ、スターへの道を進みます。
有名インフルエンサーと生配信でリンクは目立つことをして、過激すぎる内容で気分を悪く去ってしまう人も。
フランキーはやり過ぎを心配するのですが・・これが見事にファンには受け入れられ、リンクの人気はすごいことに。
リンクとは仕事だけの付き合いだったフランキーでしたが、当然のように恋人関係になります。
この2人の会話がバカ丸出し!って感じで呆れました。あんな男に夢中になるって「若い」からでしょうね、と。
フランキーは彼の言動を心配するのですが、止めることはしません。
見ててやり過ぎで呆れてしまうのですが、映画の中ではリンクは人気者になっていきます。
破茶滅茶なリンクは自分にも酔っていきます。
そんなある日、女性をゲストに迎えるリンクは彼女に自分の過去を曝け出すように言います。
嫌がる彼女は泣き出し・・彼はアザを隠す必要はない、と説得します。
それを編集して、彼女が嫌がり、泣いてる部分をカットして動画を出すのですが・・。
彼女はその後、自殺してしまいます。
その編集前の動画が世の中に流れ、リンクは追い詰められます。
リンクはもう終わり・・と思うフランキーですが彼は自分に酔ってるので周囲の冷たい声にも負けません。承認欲求がすごいのでした。
最初、偽善なことを嫌がるリンクだったのですが、人気者になったら「いいね」が嬉しくてたまらないのでしょう。変わっていきました。
そもそも!フランキーがあんな男に惹かれる理由が理解出来ませんでしたね。
結局、承認欲求が強いのはフランキーも同じだったと思います。
ローラがインフルエンサー役で出演してました。(一瞬)
最後はジェイク、フランキーも彼から去っていきます。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)