20歳で入退院を繰り返す拒食症の女性の成長物語。
ネットフリックス視聴、「エミリー、パリに行く」のリリーコリンズが驚きの演技でした。
2017年制作・アメリカ・107分
ネタバレ度80%
あらすじ
20歳のエレン(リリー・コリンズ)は拒食症で入退院を繰り返していた。色々な方法で病気を克服しようと頑張るが・・体重は減るばかり。
ある日、若者向けのグループホームに入院することに。
感想
「エミリー、パリに行く」で明るいリリー・コリンズの印象しかなかったので・・この役には驚きでした。
物凄く役作りをしたのでしょうね。もう別人のようにげっそり、骨が見えるほどに痩せています。
映画「運命のイタズラ」でも女優らしい雰囲気で素敵な人。
他にも沢山、出演してるので今度チェックしようと思いました。
今回はいかにも「拒食症」の女性・・と、説明しなくてもわかるほどの痩せ方、顔色の悪さが目立ちます。
複雑な家庭環境もあり、あの母親がいたら・・誰でも心を病んでしまいそう・・と感じるほど。
まあ良い人なのだけど、心の病気をいまいち理解していない母って印象。
優しく姉思いの妹は可愛いけれど。やはり、子供には両親の存在は大きいのだと実感。
特に母親の影響は大きいでしょうね。
そんなエレンでした。
特に大きな事件もなく、拒食症の彼女がベッカム医師の元、入院することに。
わりと型破りの先生でこれをキアヌ・リーヴスが演じてます。やっぱり何を演じても素敵なキアヌ。
グループホームには生理があった時にゆきずりの男性と・・と妊娠した女性。
バレエダンサーのルークも体型を気にして拒食症に。他にもエレンよりも重症な患者もいます。
自分で食事をしない人はチューブで栄養を取る羽目に。
エレンも食べ物はすべてカロリーを覚えているほど。
自分がどうしたい、目標を持つとか・・そんな事もわからない。拒食症の体験がある人は観ると苦しいのかも。
私は普通に観れたけれど、エレンはルークとベッカムの言葉で前向きになれたのだと思います。
それにしてもあの痩せ方、役作りも大変だったと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)