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映画「ザリガニの鳴くところ」ネタバレあらすじと感想

ざっくり内容を見ただけでラストが想像出来てしまいますが映像も美しく引き込まれる物語でした。

原作は全世界で累計1500万部も売れたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説です。

アマゾンプライムビデオの吹き替えで鑑賞です。字幕版は有料。

2022年制作・アメリカ・125分・G

原題:Where the Crawdads Sing

監督 オリビア・ニューマン

脚本 ルーシー・アリバー

原作 ディーリア・オーウェン

ジャンル ミステリー

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)

ストーリー

1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で青年/チェイス(ハリス・ディキンソン)の変死体が発見される。

ザリガニが鳴く・・と言われる湿地帯で育ったカイア(デイジーエドガー=ジョーンズ)が容疑者になってしまう。

6歳の時、親に捨てられたカイアは学校にも通わず、1人で貝を採って生活していた。

子供の頃、出会ったテイト(テイラー・ジョン・スミス)に文字を教わっていたカイア。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

arasuji.hateblo.jp

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カイアには兄弟、両親も最初はいたのですが乱暴で自分勝手な父親が母を殴り、追い出してしまいます。

その後、子供たちも皆、父親を捨てて家を出て行きます。幼いカイアだけが父と残されてしまうのです。

その父親もある日、いなくなり・・カイアは独りぼっちになってしまいますが・・それを知っている周囲の大人たちは無関心。

雑貨屋の黒人夫婦がカイアを助けてくれるのですが、引き取るわけではありません。

他の白人たちは皆、湿地帯に住んでいるという彼女に冷たいのでした。

孤児になった彼女はグループホームという施設に入れられそうになりますが拒否します。

1人で生活してた彼女は他の人と交流するのが苦手だからです。

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子供の頃、出会ったテイトは彼女を支えて色々なことを教えます。文字の読み書きを始め、自然の事から生きる術も。そんなテイトに惹かれ、心許すカイアです。

テイトは大学に行くので街を離れます。ここにいて欲しい、と言うカイアに必ず、戻ると約束するテイト。

1ヶ月後の独立記念日には戻る、と言ったテイト。

しかし、約束を破り戻ってこないテイトに傷つき、悲しむカイアです。

この時、カイアの描いている自然の絵は出版社に売れる、と教えるテイトでした。

その後、テイトは戻らず・・5年以上経ちます。

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物語は最初、チェイスの変死体が発見され・・カイアが容疑者になってしまいます。

当然、カイアは否定しますがチェイスと交際してたので疑われてしまうのです。

チェイスは裕福な家で育ち、貧しいながらも純粋なカイアに興味を持ち接近。恋愛経験も少ない彼女はチェイスを信じて体を許してしまいます。

チェイスと交際中、カイアは珍しい貝のネックレスをプレゼントします。ずっと肌身離さず、付けていたチェイスですが遺体で発見された時、付けていなかったのです。

そしてチェイスはカイアを独占するように・・。

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ある日、カイアは家族といるチェイスと街で出会い、婚約者がいる事でショックを受けます。

チェイスは親が勝手に決めた事だ、と言い訳します。言い合っている時、勝手なチェイスは彼女を殴ります。

その時、母親が父親に殴られて家を出た理由を痛みで知るカイア。

暴力を振るうチェイスを「いつ、殴られるかわからないと怯えるのはいや」と言います。

これで意外に強い女性なのね、と思ったほどでした。

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突然、テイトが街に戻って来て驚くカイアは彼を拒否します。

約束を破り、合わす顔がないと謝罪するテイト。

テイトは大学に行き、夢の生活を送ったのですが・・それは全てカイアがいなければ意味がないと悟り、謝罪をしたのでした。そしてずっとこの街にいて仕事をすると。

つまり、カイアのそばにずっと一緒にいるよ、と。最初は否定していたカイアですが・・やはり、一番好きなのはテイトです。

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街の人からは「湿地の娘」などと呼ばれ、寂しい思いをして育ったカイア。

そんな彼女を助けようと弁護士も協力、彼にやっと心開き・・幼い頃からの話をするカイアが可哀想な感じでした。

私なら、他人と共同生活をするのは嫌だけど1人で生きていく自信もないから・・グループホームでも施設に入るでしょうね。それをしないで1人で貝を採って生活するのはすごいです。

ミステリー作品なので・・チェイスを殺した犯人がいるのです。

それは本当にラストでわかります。

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弁護士の協力もあり、カイアは無罪となります。

その後、テイトと静かに幸せに暮らすカイア・・映像はそれから若い2人が年老いた日々も描いてます。

老いても2人で支えあって静かに湿地で生きているのでした。そして・・年老いたカイアも亡くなります。

1人残されたテイトは彼女が残した絵本、スケッチブックなどを眺めていて、チェイスが付けていた貝のネックレスを見つけます。

それがどういう意味なのか・・気が付くテイトは貝を海に流します。

つまり・・・チェイスを殺害したのはカイアだった、と私の考えです。

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裁判では無罪になったし、あの態度からも無罪でしょうね・・と思ってました。でもカイアの激しい一部分を考えると・・殺したのかも?と思ってました。

テイトは驚いたでしょうね、でも愛する彼女を守るためにもネックレスを海に流したのでした。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★4個(満点5個)

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