仮設トイレに閉じ込められた男性のサバイバル的な脱出劇!コメディ風でもあり、怖くないホラーとサスペンスのワンシチュエーション作品。
食事前に見るのは絶対ダメです。
アマゾンプライムビデオで鑑賞。
2021年制作・ドイツ・90分・PG12
原題 Ach Du Scheisse!
監督 ルーカス・リンカー
脚本 ルーカス・リンカー
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
建築家フランク(トーマス・ニーハウス)は、リゾートホテルの建設現場にある仮設トイレの中で目を覚ます。
頭を負傷、記憶もあやふや。右腕に深く刺さった鉄筋に驚く。
腕が動かせないため、トイレのドアを開けることも出来ない。大声で叫んでも誰も来てくれない。
自力でトイレからの脱出を試みるが・・。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
まず、トイレ内と汚い映画なので覚悟してくださいね。しかも腕の傷が深くて見るだけでも「痛い」のです。
この作品、「汚い、痛い」映画なので本当に注意しての視聴が必要です。
原題の「Ach Du Scheisse!」を翻訳したら「ああ、なんてことだ!」とあり、笑ってしまいます。
YouTubeのおすすめ映画にあったので視聴。
フランクは何故トイレの中で倒れていた?しかも腕を負傷。
どうやってトイレから出るのか?
色々と面白い要素があり、「汚い、痛い」を抜かせば、脚本としては面白いワンシチュエーションの映画です。
フランクは必死で、妻マリーに携帯で連絡しようとしますが、便器内に落としてしまいます。
その後、友人でもある市長ホルスト(ギデオン・ブルクハルト)に助けを呼びますが・・これも信じてもらえず。
小さな窓から外の様子を見て、解体用のダイナマイトが大量に仕掛けられているのを発見。
しかも34分後の午後2時には爆発・・と焦るフランクです。
トイレの外で音が聞こえ、必死に足を伸ばしたりしながら、気づいてもらおうとします。
とにかく少しでも動けば、腕の傷が痛み苦しむフランク。
このシーンは本当に痛そうで、汚いよりも見ていてキツかったですね。
フランクはトイレから逃げ出すため、必死で工夫して動くのですが・・市長ホルストが工事現場のダイナマイトを操作する人を殺害するのを目撃。
ホルストは悪人だったのです。
フランクがトイレから出るため、腕に刺さった鉄筋を抜くのです。
このシーン、本当に見ていて「うわーっ」と声をあげてしまうほどでした。
鉄筋が腕から抜ければ、フランクは動けるのでトイレから出るのに成功。
最後は環境活動家も殺した悪人ホルストと対峙。
マリーをホルストに奪われそうなフランクでしたが、彼女も思い直し2人の愛は復活。
最後はホルストをダイナマイトで爆発させます。
ツッコミも沢山あり、脚本としてはダメなのかも。でもサクサクと短い時間で視聴するの良いと思いますね。
好奇心の強いチャレンジャーにおすすめ。低予算で頑張ってる映画です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)