子供の奇病に悩む母が探る真実とは?まさかの展開で興味深い作品でした。オススメ!
配給 ブラウニー
ジャンル ホラー
監督 アイヴァン・カヴァナー
原題 Son
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
シングルマザー/ローラ(アンディ・マティチャック)は8年前にカルト教団から逃れ、息子/デイヴィッドを育てていた。
ある日、デイヴィッドの部屋に謎の人々がいるのを目撃・・その後、息子は原因不明の奇病になってしまう。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
展開が読めずに面白かったです!しかも意外なラストにびっくりでした!
息子デイヴィッドの奇病は体中の皮膚が爛れ、本人も痛いと苦しんでいます。
でも治す方法も見つからず、困っているローラ。
部屋に人がいたのを目撃・・これはきっと以前のカルト集団の連中だろう、と考えます。
事件を解決すべき親切な刑事ポールに相談するローラでしたが・・息子を守るために逃走。
逃走した理由は医師の会話を聞いてしまったから。医師たちも、カルト集団のグルだったのです。
その後、友人スーザンの家にいたデイヴィッドがなんと!友人を食べてしまったのです。
つまり、デイヴィッドは人肉を食べるカニバリズムですね。
驚き、ローラは壁に血で「到来の時だ」とカルト集団の仕業のように見せて逃走。
このシーン、グロいのですが赤くて詳細は見えず・・という雰囲気でした。
血だらけのデイヴィッドにシャワーを浴びさせ、逃げる母子。
人肉を食べたデイヴィッドは元気になり、体も調子が戻ります。普通の子供のように明るく「ママ、大好き」と可愛い少年ですね。
その後、ローラは昔の自分を知ってる知人に会いに行き、当時の状況を思い出します。自分は父から呪文を教えられていた、と知ります。
父親に虐待されていたローラは精神病院にいたのでした。
ポール刑事はローラ母子を追っていると、悲惨な事件に遭遇。それはデイヴィッドが人を食べた後なのでした。
モーテルにいたローラは突然の刑事に驚き、銃で撃って殺してしまいます。
そんな状況をポールに電話するローラ。
ポールはデイヴィッドの為にも逃走をやめるように説得しますが・・。
デイヴィッドは空腹になると、体の痛みが戻り人肉を食べれば元気になる、という妙な体質。
奇病はカルト集団の呪い、と考えるローラは呪文を唱えて悪魔を呼び出します。
その瞬間、ポールが部屋に入ってきて悪魔は消えてしまいます。
人肉を食べないと生きられないデイヴィッドと共に生きるのは困難・・と嘆くローラを撃つポール。
ローラは即死でした。
母を失ったデイヴィッドに「1人にはさせない」と、自分の腕を切り血と肉を与えるポール。
そして「お父さんだよ」と、悪魔をデイヴィッドに紹介します。
「パパ」と、悪魔に抱きつくデイヴィッド。
悪魔の顔が見たかったですね。後ろ姿だけだったので。
それより、ポール刑事までもがグルとは驚きました。
結局、ローラは殺されてしまったけどデイヴィッドは悪魔の子なので・・カルト集団に大事にされたのでしょう。
殺人事件はすべて精神を病んでるローラの仕業、と片付けられてしまう感じでした。
ローラ殺害と意外な展開、デイヴィッドは悪魔の子というラストで面白かったです。
未視聴の方、おすすめ。
デイヴィッドが人肉を食べるシーンだけがちょいグロでした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)