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Netflixおすすめドラマ「地面師たち」ネタバレあらすじと感想

新庄耕の小説を映像化、実際の事件からアイディアを取り入れ、不動産売却でお金を騙し取る詐欺集団の物語。

ネットフリックスで鑑賞、めちゃオススメ!

2024年シーズン1

配信 Netflix

監督 大根仁

脚本 大根仁

原作 新庄耕

ジャンル クライム、サスペンス

制作国 日本

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)

あらすじ

地面師とは他人の土地の所有者になりすまし、売却を持ちかけ、偽造書類を使い多額の金を騙し取る詐欺集団である。

地面師詐欺はリーダー、交渉役、情報屋、法律担当、偽造書類作成者、なりすましのキャスティングなど複数で行われる。

リーダー/ハリソン山中(豊川悦司)はある日、辻元拓海(綾野剛)を地面師/交渉役として誘う。

司法書士の法律屋/後藤(ピエール瀧)、なりすましのキャスティング手配師/麗子(小池栄子)、土地、物件の情報を仕入れる情報屋/竹下(北村一輝)、身分証の偽造などを行うニンベン師/長井(染谷将太)、パシリ/オロチ(アントニー)らで詐欺をする。

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老人(なりすまし役)に土地の所有者としての情報を暗記させ、恵比寿の家を売却する、という偽の情報を流す地面師たち。

不動産企業/マイクホームズは土地が欲しいため、詐欺とは知らず・・この物件に食いついてしまう。

偽造書類をそろえた段階で売却を締結、前金の1億を振り込み・・本人確認及び、最終決済の流れで結果、9億を騙した取られてしまう。

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感想

他の出演は、地面師たちを追う刑事・辰(リリーフランキー)、部下の若手刑事・倉持(池田エライザ)。

後半の石洋ハウス・土地開発業者の部長/青柳(山本耕史)が良い演技でハラハラさせてくれますね。

ナレーションは山田孝之が担当してます。これ、意外に気がつかなくて良い声でした。

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詐欺かも、と疑うのですが偽造書類にも気がつかず・・結局、みんな騙されてしまうのが驚きでした。

全7話ドラマなので丁寧に詐欺の段取り、信じていたのに騙された!と、衝撃の展開までを描いてます。

だから交渉のシーンは見てる私もドキドキで「バレる?」と、緊張します。

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地面師たちのメンバー中、北村一輝が演じる竹下が危ない奴で、最後は彼らを裏切り・・無惨な形でハリソンに殺されてしまいます。

仲間を裏切ったのですが、ハリソンの残虐性に気が付き、先に殺そうとした竹下でした。

でも、ハリソンはそんな竹下を疑い、殺すのです。

ハリソンは基本、情報が漏れるのを恐れ、なりすましをした人物などを部下を使い殺害しています。

それが途中、彼の趣味で殺してると判明、驚きました。彼はサイコパスですね。

 

主人公である拓海は昔、実家の不動産屋を手伝っていました。

けれど、父親が地面師に騙され多額の借金を作り、家に放火します。

そして拓海の妻、子供は死亡。拓海の父親は火傷をして刑務所へ。

つまり、地面師により家族を奪われた拓海が復讐をするため、父を騙した犯人を探す?と、思っていました。

後半になり、父を騙した犯人とハリソンが繋がっている事を知った拓海の動揺も印象的でした。

ハリソンは仲間に誘ったのは偶然だ、と嘘をついてた感じだったけれど、どうでしょう。

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ハリソンの用済みは全て殺す、というやり方に納得できない拓海。

そんな拓海を説得するのが刑事/倉持です。

ハリソンを追っていた刑事/辰でしたが・・家族を殺す、と脅され自殺を装い殺されてしまいます。

このシーンも驚きです。

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寺の所有地が売り出される、と偽の情報を得た開発事業部の部長/青柳の焦りにはもう夢中で見てました。

もしかしたら地面師かも?と、同僚に言われるのですが鼻で笑い無視する青柳。

彼は同期のライバルと時期社長の座を争っていたので、早急に手柄が欲しかったのです。

寺の所有者とのシーンも疑う気持ちがありつつ、それでも麗子の演技に騙されてしまいます。

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光庵寺の住職/川井菜摘(松岡依都美)は、港区高輪に市場価格100億超の土地を所有。

ホストクラブに通い、男に夢中なのを地面師たちは利用します。

このホストに接近するため、拓海が変装してホストクラブに入り・・と、とても詳しく描かれてるのも面白い。

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川井のなりすましを担当していた麗子ですが・・急遽、自分がなりすましになります。

(なりすまし役/女性の息子が死亡)

子供の手術代金が欲しくて、危険ななりすましを引き受けた女性でした。

麗子が光庵寺の情報などを覚え、寺の所有地を買おうとしている青柳の質問に答えます。

このシーンも緊張でドキドキ、めちゃ面白かったです。

青柳も麗子の涙に感動・・結果、見事に騙されてしまいます。

そして事実を知った青柳はショックで車道に出て車に轢かれ死亡。その後、大きな事件となり報道されて大騒ぎとなります。

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麗子、後藤は仕事を辞める、と言ってハリソンの怒りに触れたぶん・・殺されたのだと予想。

直接、そのシーンはありませんでした。

最後、拓海とハリソンが話し合い・・父親の事件に関わっていたのか?と質問。

自分は関係ない、と言い切るハリソンに銃を向ける拓海。

「あんたを殺して・・俺は自首する」

しかし、後ろからオロチに刺される拓海です。そのオロチを銃で殺すハリソン。

拓海とハリソンが争う中、倉持が来ますがハリソンは爆弾を投げ爆発。

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病院で倉持と話す拓海はハリソンが逃げたことを知ります。

被害金額112億のうち、中間業者アビルホールディングに支払われた10億は回収。石洋ハウスは地面師に合計112億を騙されたのです。残り100億は未回収。

拓海は家族を奪われ、父が騙された現実から逃げたかったのかも。

でもハリソンとの関係は5年、地面師にのめり込んでいた拓海でしょうね。そしてきっと、シーズン2もあるドラマだと思います。

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最後はハリソンが銃を構えるシーンで終わりました。

物凄く緊張するハマったドラマなので是非、皆さんにも見て欲しいです。

豪華キャストも魅力です。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

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