原作は原泰久のコミック。「運命の炎」に続く続編です!亡き親友との約束を果たす為にも前に進む主人公/信の物語。天下の大将軍になる日は来るのでしょうか。
ネットフリックス鑑賞です。
2022年制作・日本・134分
監督 佐藤信介
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
紀元前245年
春秋戦国時代の中華西方の秦の国。
戦災孤児の少年/信と漂は奴隷から大将軍になることを夢見て剣術に励んでいた。
漂は王都の大臣・昌文君に召し上げられ王宮へ。しかし、王宮でクーデターが起こり、漂は亡くなる。
漂(吉沢亮)は若き王/嬴政(吉沢亮)の身代わり・・と知る信(山崎賢人)。
信は河了貂(橋本環奈)と知り合い、敵を倒し内乱を鎮圧・・王座を奪還。
半年後(「キングダム2 遥かなる大地へ」のストーリー)
隣国・魏が国境を超え侵攻開始、歩兵として戦に参戦する信は同郷の尾兄弟、伍長/澤圭、羌瘣(清野菜名)の5人と組む。
魏の総大将/戦の天才・呉慶(小澤征悦)。
秦の総大将は豪将/麃公(豊川悦司)。
戦に有利な丘を魏に先を越され、多くの兵を失い最悪の状態だったが・・
信は縛虎申らと共に進撃、丘に向かう。瀕死の重症を負った縛虎申のそばに油断した魏副将軍/宮本が近づいた瞬間、首を刺して殺害。
将軍を殺され、魏兵は闘志を失い全面戦争にはならなかった。
この戦で信は認められ、異例の出世で百人将となる。
参考 映画.com
前半で嬴政(吉沢亮)が襲われ、試客は城に内通出来る者・・呂不韋(佐藤浩一)と考えた時、なんと本人は認めたのですが・・冗談だとも言ってましたね。
嬴政の家臣は事実だろうと力の差もあり、捕まえることは出来ないとも言ってました。
今回、河了貂(橋本環奈)の出番が少なくて残念でした。前半と後半に出ただけで活躍した!とは言えないかも。
お留守番だったので仕方ないけれど。
今回の見所はやはりアクション!
羌瘣を演じた清野菜名の動きがすごかったですね。メイキングで練習風景とか見たいと思います。
素早い動きと剣術、さすがのアクション女優です。
途中、信が丘を目指し先に行った時、負傷した仲間を助けるために
「思いっきり笑ってみたい」と、亡くなった羌象(山本千尋)の言葉を思い出し
「無理じゃない!だってお前は生きてるじゃないか!」と支えたのです。
皆を先に逃して「しんがりはまかせろ」と言った時も頼もしいですね。
主役の山崎賢人くん、馬にも慣れた感じでカッコ良いです!
ストーリー的には前回の方が面白かったのですけど、この2は3への序章的なものかも。
ラストで王騎の城に行き、修行をつけてもらう!と言ってた信です。
王騎は、呉慶と麃公の戦いの時、信に「知略が勝つのか、本能が勝つのか」と信に賭けを提案したのです。そのくらいに彼を気に入ってるので修行後も楽しみです。
王騎を演じる大沢たかおのキャラが物凄い迫力で・・笑ってしまうほど。
まあ、1の時よりは見慣れた感があるので大丈夫ですけれど。圧倒的な存在感で頼もしいですね。
キャラが濃くて特殊メイクも素晴らしいです。
今回のメイク賞は呉慶(小澤征悦)だと思いました。一騎打ちで麃公(豊川悦司)にやられたのも惜しいです。
これがきっとキングダム3では面白い展開になりそうです。
シリーズ3が楽しみ。原作は知らないけれど映画として楽しい。
ストーリーもわかりやすくて面白いのでおすすめ。キャラが濃くて特殊メイクも素晴らしいですね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)