原作はコルネーリアの小説「魔法の声」です。子供が喜びそうな冒険ファンタジー作品。
ネットフリックスで鑑賞、アマゾンプライムビデオでも無料です。
2008年制作・アメリカ、イギリス、ドイツ合作・104分
監督 イアン・ソフトリー
脚本 デビッド・リンゼイ=アベアー
原題 Inkheart
原作 コルネーリア・フンケ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
本の修理をしているモーティマ(ブレンダン・フレイザー)は朗読すると、本の登場人物を現世界に呼び出す能力をもっていた。(娘には内緒)
娘/メギー(イライザ・ホープ・ベネット)が幼い頃、「インクハート」を朗読、邪悪な王カプリコーン、ほこり指を呼び出してしまった。
その時、代わりにモーの妻/レサが本の世界に閉じ込められてしまう。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
子供と一緒に楽しめるハリポタのようなファンタジー映画です。
母を求めるメギーに頼まれ、一緒にインクハートの世界にいる妻を探す旅に出るモーです。
途中、本から現世界に呼ばれてしまったほこり指という男と出会う2人。
ほこり指は本の世界にいる妻に会いたい、と自分の世界に戻せ、と脅します。
けれど、本の世界に妻がいるので簡単には引き受けないモー。
モーは本を朗読すると、中にいる登場人物を呼び出してしまう、不思議な「魔法の舌」という能力を持っています。
けれど、登場人物と交換に誰かを本の世界にいれてしまう・・という恐ろしいことも。
娘と一緒に旅に出て、妻を探すモーは叔母の家に。
本を朗読せず、自分を元の世界に戻してくれないモーに怒り、邪悪なカプリコーンに「モーが魔法の舌を持ってる」と教えてしまうほこり指。
結果、邪悪なカプリコーンの手下に捕まってしまうモー、メギー、叔母たち。
カプリコーンはモーに本の朗読をさせ、登場してる人や動物を呼び出させます。
宝も欲しいカプリコーン。
恐怖の影をも呼び、すべてを自分の世界にしたい悪の王カプリコーン。
そして大事なインクハートの本を燃やされてしまいます。
本がなければ妻を呼び戻せない、と考えたモーたちはそこを脱出、本を書いた作家を探すことに。
母が本の世界にいる、父が魔法の舌であった、と驚くメギー。
この脱出方法が面白い。
モーに「オズの魔法使い」の本を読ませ、嵐の中で逃げるのです。
「インクハート」を書いた作家を探し、事情を説明する2人。
危険だと、メギーを作家の家に残して行くモー。
しかし、作家がカプリコーンの手下に脅され、メギーは再び、捕まってしまいます。
この時、メギーは自分も魔法の舌の能力があると判明、「オズの魔法使い」からドロシーの愛犬/トトを呼び出します。
一方、モーの妻レサはなんと!現世界にいてほこり指と親しかったのですが・・声を本の世界に奪われていました。
レサもカプリコーンの手下に捕まり、城の中で娘と再会する母娘。
カプリコーンは邪悪な影を呼び出させ、モー、メギーたちはピンチ!
しかし、作家が書き直した本の内容をメギーが読み、カプリコーン、手下たちを消します。
母の声も戻り、親子で感動の再会に。
そしてほこり指もモーの朗読により、元の世界に戻ります。
モーが朗読して、本の世界にいるユニコーンやモンスター系も登場、子供が喜びそうなシーンもありました。
夢があってたまにはファンタジーも楽しいですね。サクサク視聴出来る映画なのでおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)