坂元裕二脚本!豪華客船の中で殺人事件が発生!若い2人が犯人を探しながらのラブストーリー。
ネットフリックスで鑑賞です。
2023年制作・127分・日本
配信 Netflix
監督 瀧悠輔
脚本 坂元裕二
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
豪華クルーズ船・MSCベリッシマでバトラーとして働く沖方優(吉沢亮)は乗客の盤若千弦(宮崎あおい)と出会う。
彼女はお互いの恋人が密会してると言い出す。そして2人は偶然、殺人事件を目撃してしまう。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
基本、ラブコメディでサスペンスは10のうち5くらいの作品、全体の8割は2人のシーンですね。
それほどミステリー要素もなく、明るく2人の恋を描いてる映画です。特にラスト近くはラブラブな2人が色々な衣装で魅せてくれます。
キャスト
矢淵初美(吉田羊)船長
久留間道彦(安田顕)息子
久留間美咲(高岡早紀)道彦の妻
久留間玲奈(大貝瑠美華)娘
保里川藍那(菊地凛子)映画プロデューサー
湯沢龍輝(泉澤祐希)萩原組元組員
萩原汐里(蒔田彩珠)萩原組長の娘
佐久本桂子(菜葉菜)家政婦
佐久本奏翔(潤浩)家政婦の息子
殺害されたのは医療界のゴッドファーザー/久留間宗平です。
初恋の人に似てる家政婦の佳子に遺産をすべて譲る、と言ってるので激怒している息子/道彦は総合病院の院長。
宗平は嫁/美咲が不倫の子を産み、孫だと嘘をついてるので「出て行け」と怒鳴ります。
でも・・美咲は財産が欲しい、悔しいので・・宗平をプールに突き落としてしまいます。
その後、マントを着て逃げる美咲。
それを偶然、目撃したのが沖方優、盤若千弦、保里川藍那、井吹真太郎、湯沢龍輝、萩原汐里、奏翔たち。
マントを着た人物が逃げて行く姿を見るのですが・・。
殺人事件だと船長に報告に行く沖方はその場を離れて戻ると・・遺体がありません。
しかも、目撃者たちは皆、「知らない。何も見ていない」と言い出します。
これは後に理由が判明、湯沢龍輝、萩原汐里は駆け落ちしてるので組長である父親に知られたくありません。
だから見たことを隠していたのです。
保里川藍那、井吹真太郎たちは「人が死んだくらいで・・せっかくの旅行が中止になるのは嫌」と、目撃したことを黙っていたのです。しかも不倫中。
幼い奏翔も母親に迷惑をかけたくない、と。
盤若千弦まで殺人事件を見てない、と言い出したのですが2人きりになり、「実は見ていた」と沖方に告白。
奏翔がショックを受けていたから、と言います。
父/宗平の遺体を隠したのは息子の道彦、遺書が見つかるまで、と部屋に隠しています。
沖方と盤若は2人で相談、犯人を探すことに。最初はお互いの恋人が浮気している・・と、嘆いていたのに。
事件が起きてからは浮気した恋人のことも忘れ、協力して解決しよう、って流れになります。
この展開で2人は大接近!
新しい恋の始まり・・という感じです。
結論として宗平を殺害した真犯人はマジシャンのエドワード江戸でした。
美咲が宗平をプールに突き落とした時、彼は意識を取り戻し泳いでいたのです。それを助けたフリで殺害したのがエドワード江戸。
理由は新婚当時、宗平の手術で妻が亡くなっているからです。
大臣の紹介患者が臓器を必要とした時、エドワードの奥さんの臓器を利用、亡くなっていたのです。
この手術の詳細はありません。
沖方と盤若はラブラブの関係になり・・ハッピーエンドで終わります。
殺人事件の真相とか、詳細は特に描かれていません。
ロマンスミステリーという感じの映画でした。
127分と長いですが長さを感じない作品ですね。
37歳の宮崎あおいが相変わらず、細くて可愛いのでびっくり。
特に黄色のワンピ姿のラスト近くのシーン、細い足で驚きますね。
ラブコメが好きな方におすすめです。サスペンス系が好きな方には物足りないと思います(^^;;
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)