ルッカのあらすじ園

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映画「レジェンド&バタフライ」ネタバレあらすじと感想

木村拓哉綾瀬はるか出演!「龍馬伝」「るろうに剣心」の監督、「コンフィデンスマンJP」脚本家の豪華作品。

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2023年制作・日本・PG12168

監督 大友啓司

脚本 吉沢良太

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%

あらすじ

織田信長木村拓哉)は敵対する隣国・美濃の濃姫綾瀬はるか)と政略結婚。

格好を気にする信長に勝気な濃姫は堂々とした態度で言いたい放題・・喧嘩になりそうに。

ある日、今川義元の大軍に攻められ、焦る信長に濃姫は戦術をアドバイス・・勝利を収める。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

arasuji.hateblo.jp

最初、信長と濃姫の出会いのシーンからびっくりでした。

韓ドラの最悪な出会い?って軽すぎる演出にひいてしまうほど。

「これ、ラブコメだったの?」と、驚きました。

初夜のシーンも笑いありの演出。信長にしては軽すぎるのでは?と思ってました。

いくら濃姫の方が強いからって。

でも、次第に物語は真面目路線になり・・濃姫に戦術を助言され・・頼りない信長も大人びてくる感じに。

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信長を「大うつけ」と呼ぶ濃姫の心臓も強くて頼もしい。これを演じる綾瀬はるかが最高に素敵。

格好をつける信長のシーンは「キムタク」であり、これはやりすぎな気もします。立派な信長が好きだったのに・・。

それも演出なのでしょうけれど。まあ、周囲からも「大うつけ」と呼ばれてたそうなのであの演出なんでしょうね。

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戦のシーンはそれほど多くありません。

信長と濃姫を中心に周囲の人間関係を描いてるという物語。

後半、徳川家康が登場しますけれど、斎藤工とは気付きませんでした。

あの頃の信長って生気を失ってる感じで・・理由は濃姫の病気のせい?それとも年齢から来るものと、常にいつかは襲われる恐怖でしょうか。

濃姫がいたからこそ、信長は活躍出来た・・という感じもしましたね。

彼女の助言が精神的に支えにもなり、実際に戦術として優秀なのだと感じます。

信長としては子供っぽい感じ、それを濃姫が母親のように宥めたり。

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時代劇は好きなので、これだけ大物を描いていて合戦シーンがほぼないのは物足りなかったです。

それと前半、狩りのシーンで鹿がもろに剥製?だったのも。あれ、CGでもう少しリアルにして欲しかったですね。

これが映画を観に行った人たちの評価につながるのでしょうか。

最初から、信長と濃姫のラブストーリーと割り切っていればもっと楽しめたと思いました。

最後、濃姫は病で亡くなってしまいますが、信長が持ってきた琵琶を抱いて眠るように・・です。

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政略結婚であり、気持ち的には敵!と厳しい目で見ていた濃姫が次第に信長に心惹かれるストーリーは良かったです。

知らない間に好きになってしまい・・恋焦がれるように。

「魔王」とまで呼ばれた信長でも、愛する濃姫「蝶」を心から愛して・・最後の最後で思いを吐露。

「ずっと・・好いておった」

あれは濃姫に聞かせてあげたかったですね。きっとその言葉をずっと待っていたはずだからです。

2人のロマンス映画!として見れば最高に素敵な恋愛作品だと思います。

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恋してるのに・・好きなのに・・やっと彼の子を妊娠したのに流産した濃姫の苦悩。

でも戦もあり、頭の中は家臣や民たちのことでいっぱいな信長。

流産を知っても濃姫に心優しい言葉をかける余裕はありませんでした。

それから・・傷心の濃姫は寂しさのあまり心離れて・・という展開に。

でもでも!好きな思いは変わらなかったのです、それは2人とも。

そのあたりを丁寧に描いてるのがロマンス映画として好きでした。

後から知ったのですが、政略結婚の時の信長は16歳なら納得です。

格好ばかり気にする若者・・って感じでしたので。

濃姫は賢い人で桶狭間の作戦時、自分の考えを信長に伝えた後、それは彼の考えである、というように家臣に告げます。

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前半、斎藤道三の討ち死にの知らせを聞いて、濃姫は人質として惨めに生きたくない、と自害しようとしますが信長に止められます。

あの時、妻として濃姫を見ていた信長ですね。あのシーンも好きです。

比叡山延暦寺では女、子供も含め全員殺せ、と狂ったように戦をしながらも不安を隠せない信長に離縁を申し出る濃姫

それを承諾した信長ですが寂しそうでした。数年後、病気になった濃姫安土城に連れ戻し、薬草畑を作らせ病気回復を願うのでした。

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ラスト近くでは有名な展開、光秀に襲われ1人本能寺の奥で自害した信長です。

その前には濃姫との約束を果たす夢、2人で南蛮に行く船に乗って・・という幻想の流れもあり。

あのシーンはびっくりでしたけれど、夢なので納得。

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3時間近くと長い映画でしたけれど、長さは感じないほどに引き込まれます。

誰もが持っている信長のイメージと合わない作品だと思いますけれど、「これはこれ」としてラブストーリーとして「あり」だと思いました。

戦国ファンには物足りないでしょうけれど(^^;;

(「龍馬伝」はメチャハマって詳細なあらすじと感想も各話書いてました。)

結果、すごく面白かったのでおすすめです!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★4個(満点5個)

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