SFの世界でありながら今と同じように愛する苦悩、恋愛を描いた作品です。
ネットフリックス鑑賞です。
2018年制作・アメリカ・144分
ジャンル 恋愛、SF
原題:Zoe
監督 ドレイク・ドレマス
脚本 リチャード・グリーンバーグ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
人間関係の改革に取り組む研究所で働くゾーイ(レア・セドゥ)は同僚のコール(ユアン・マクレガー)を好きなので告白。
コールは彼女の家で「君はAIなんだ」と事実を教える。
自分がAIだと信じられないゾーイだが・・事実と知りショックを受ける。色々な記憶もすべて偽物、とわかり驚くゾーイ。
コールはシンセと言うAIを研究、人間が本気で愛し合えるのか?と考えていた。
もっと知りたい方
↓
↓
90%のネタバレ
コールを諦められないゾーイはAIの売春婦/ジュエルズの意見を聞いてみる。
ある日、交通事故に遭ったゾーイを修理するコールは何かを感じてしまう。
一時的に両思いになれるベニゾルという薬を使用、ゾーイへの思いを切れないコールは他の女性と関係を続ける。
ゾーイも他の男性と親しくなろうとするも・・コールを忘れられない。
ベニゾル社はゾーイのコピーを量産、コピーゾーイに思いを告げるコールだが・・違うと感じる。
生きる希望を失い、機能停止を決意するゾーイ。
ゾーイがシャットダウンしたと知り、直そうと駆けつけるコール。
ずっと本気でゾーイが好きだった、一緒にいたかったが何か違和感を感じてしまった。けれどやはり、この思いを断つことは出来ない。
「一緒にいたい、愛してる」と、ゾーイに告げるコール。
AIのゾーイは嬉し涙を流し、自分でも驚く。
感想
本当に愛し合った2人なのでした。
人間のコールは最初、AIと割り切って接していたけれど次第に思いは強くなります。
そんな自分を否定、違和感を感じたので彼女から離れようとします。
でも「愛してる」この気持ちは嘘ではないと感じ、彼女を求めたラストでした。
ゾーイは、自分は偽物、AIなのね、と諦める思いとコールを忘れられない思いで迷います。
結果、死(機能停止)を選択したのですが自分の中の何かが「生きる」事を選択、死ぬことを拒否したのでした。
コールはゾーイがこんなに進化するとは思わず、最後は嬉しくて泣いた彼女に驚きます。
AIでも進化すれば涙を流す、という驚きでした。
他のAIは見てすぐわかる程度のものですが、ゾーイは人間にしか見えないのでした。
AIでも愛し合っていれば良いと思えた作品、おすすめです。
ユアン・マクレガーがとにかく素敵でした!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)