発想はすごく面白い作品だと思います。宇宙船の中に見知らぬ人物がいたら驚きますね。
ネットフリックスで鑑賞です。
2021年制作・アメリカ、ドイツ・116分
ジャンル SF、スリラー
監督 ジョー・ペナ
脚本 ジョー・ペナ、ライアン・モリソン
原題 stowaway
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
3人の宇宙飛行士たちはミッションを遂行するため、火星へ向けて宇宙船で向かう。
途中、二酸化炭素除去装置の中で倒れている男性/マイケルを発見。彼はエンジニアで作業中に意識を失ってしまったと判明。
このままでは目的地への酸素が足りない・・と苦悩する3人。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
発想が面白いと思いました。
宇宙船は火星へ行くため、必要なものはありますが・・酸素、食料など余分にあるはずもなくて。
1人、増えてしまったことで引き返すことも出来ず・・どうするか悩む3人の宇宙飛行士たちです。
エンジニアの男性/マイケルはそんな状況も知らず・・という流れで興味深かったですね。
最初、宇宙に行きたい怪しい人物がわざと隠れていた、と思ったのですが違いました。
本当に作業中、倒れて意識を失って・・という展開です。まあ、ツッコミとしては十分、笑えるのだけど。
作業員が1人足りない!って発射前に地上で騒がれなかったんでしょうか。
この内容だとマイケルは密航者じゃないと思うのですが。
飛行士/ゾーイ(アナ・ケンドリック)はとても優しくてマイケルを気遣っています。
でもマイケルは自分が倒れたとしても「申し訳ない」的な態度はあまり感じません。日本人と感覚が違うからかも。
割と淡々としているのが気になりました。
バーネットはリーダーとしてこの状況を冷静に受け止め、対処するのです。
宇宙船の故障部分を発見、修復不可能と知り、2人が外に出て危険を覚悟で酸素を確保。
タンクに酸素はあったのですが漏れていました。その酸素をボンベに詰め直し、宇宙船に戻る途中、太陽嵐でゾーイは落としてしまいます。
そして・・最終手段として1人を犠牲にすることに。
最後はゾーイが太陽嵐の中で・・というラストでした。
呆気ないというか、あの嵐の中にいたら宇宙服も穴が空いてしまうのかな、という映像でした。
あれで終わり・・っていうのもちょっと。
何故、優しいゾーイが犠牲になったのか・・。納得出来ない切ないラストでした。
モヤモヤが残る映画ですがまあまあ、家族で見られます。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)