ロバート・デ・ニーロ出演!強盗犯がバスジャック!気持ちの良いどんでん返しのラストでおすすめ。
アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
2015年制作・アメリカ・93分
ジャンル サスペンス
原題:Heist
監督 スコット・マン
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
ヴォーン(ジェフリー・ディーン・モーガン)は裏社会で生きる巨大カジノのオーナー/ポープ(ロバート・デ・ニーロ)の下でディーラーとして働いていた。
娘が病気で手術費が必要なため、借金を申し出るが拒否され、カジノをクビになってしまう。
緊急で手術費が必要なヴォーンは同僚/コックスと一緒に現金強奪をすることに。
しかし、現金を盗んで逃げる途中、仲間に裏切られ仕方なく路線バスに乗り込む。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想・見ない方が楽しめます(^^;;
バスジャック事件としてすぐに警察に見つかり、ヴォーンたちは必死に逃げます。
バスなので人質も沢山いて妊婦、子供もいます。けれどヴォーンは基本、優しい人なので人質にも優しいのでした。
マフィアのポープたちは部下を使い、お金を盗んだヴォーンたちを追わせます。
強盗犯がバスジャック!よくある展開ですがやはり、緊張感あるしテンポも良いので夢中で見てしまいます。
途中、女性警官が人質を守るためヴォーンたちの要望を受けます。
バスが高速道路に入り、警察は必死で追いかける・・と、キアヌ・リーブスの「スピード」のような展開に。
ストーリーとしては新鮮さもないのですが面白い!
それはきっと、主人公ヴォーンの強奪事件の理由は「娘を助けたい」と父の思いだったからでしょう。
娘は助かるの?とハラハラですね。
7時までにお金を病院に支払わないと、娘の治療はストップ。手術も受けることは出来ません。
だから、時間との勝負!という緊張感もあり。
最終的にはバスから降りて、目的地に向かう途中のヴォーンがポープの部下に捕まってしまいます。
捕まり、お金はもう間に合わない!と思っていたら・・。
実は途中、人質の妊婦、子供だけを先に解放させたヴォーン。
その妊婦はなんと!ヴォーンの妹であり、お金を持って病院に支払ってくれたのです。
これでヴォーンの娘は手術を受けることに。
それを見ていた女性警官ですが・・黙認でした!
それをポープ、部下に話したところ・・激怒した部下はヴォーンを殺そうとしますがポープが部下を射殺。
理由は、過ちを繰り返したくない、と思いからでした。
ポープは自分がガンで余命わずかと知り、娘に財産を譲ろうとしますが娘は、汚いお金は嫌よ、と拒否。
正しい道を進む父になって欲しい、と言われてしまうのでした。それを思い出し、父親として娘を助けたい思いでお金を盗んだヴォーンを許したのでしょう。
ポープにとっては闇で稼いだ大金、でもいずれ自分は死ぬし・・と。
そして最後!びっくりしたのは人質に優しいヴォーンだったので、警察に事情を聞かれた人質たちは、「犯人は2人」と、皆が言ったのでした。
本当はヴォーンを含め、犯人は3人です。それを知ってる女性警官も笑って黙認なのでした。
現金強奪事件&バスジャック!と単純な流れでしたが短い時間で濃厚な映画。
未視聴の方、すごくおすすめ。
ロバート・デ・ニーロもさすが渋かったです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)