カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」と設定が似てますね。自分が年老いた時、病気のためにクローンを準備している時代の物語。
ネットフリックス鑑賞です。アマゾンプライムビデオでは有料。
2005年制作・アメリカ・136分
ジャンル アクション、SF
監督 マイケル・ベイ
脚本 カスピアン・トレッドウェル=オーウェン、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
2019年
地球の大気は汚染され、生き残りの人々は管理されたコロニーで暮らしている。住人の夢は汚染されていない美しい島「アイランド」に移住することだった。
アイランドに行くにはコロニーの抽選で当たる必要がある。
コロニーで暮らすリンカーン(ユアン・マクレガー)もアイランドへ行くため、当選を夢見ていた。
基本的に女性との接触は禁止だが、女性棟に住むジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)と話すのが楽しみなリンカーン。
ある日、虫を発見・・外は汚染されているはずなのに・・と考えるリンカーンだった。
コロニー内を探索していた彼は数日前、当選してアイランドに行ったはずの男性が臓器を摘出されているのを目撃、衝撃を受ける。
代理出産した女性も赤ん坊を取り上げられ、殺害されているのを目撃してしまうリンカーン。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
施設で働く友人マックの言葉に不安を感じながら、ジョーダンに目撃したことを打ち明けるリンカーン。
危険を感じつつ、ジョーダンと共にコロニーから脱出に成功。
外の世界は大気汚染もされていない・・と驚く2人。
マックを追求、コロニーにいる人間は皆、クローンであり保険会社のクライアントの希望で作られた製品であると判明。
クライアントは年老いたり、病気になった時用のため、クローンを発注、施設で育てていたのだった。
必要であれば臓器、代理母などに使用しているクローン。用済みになれば破棄となる製品。
事実を知り、死にたくないとジョーダンと逃げるリンカーンは偶然、自分のクライアント/リンカーンと出会う。
自分のクローンが家に来たので驚く本物のリンカーンは保険会社に通報。
危険を察知したリンカーンと本物のリンカーンは争い、クローンを追っていた警察に本物は撃たれてしまう。
本物に成りすまし、施設に侵入・・仲間を助けようと動くリンカーン。
感想
最後にはジョーダンと共に逃亡に成功するクローンのリンカーンでした。もちろん、仲間も一緒です。
途中からコロニーでの生活シーンから、逃亡シーンに変わりますがずっーーとアクションです。
派手なアクションが続き、SFとは思えない内容ですね。
保険会社と警察に追われて逃げるリンカーンは賢く強いのでした。
施設での大量生産のクローンシーンは圧巻です。
あれがすべてクローン、臓器や代理出産のため・・と驚きですね。
施設も反抗するクローンがいるとわかり、リコールとして廃棄するという流れに。
それを阻止するリンカーンです。
2005年の映画ですけれど十分、楽しめました。本当にSFというよりもアクション映画という雰囲気。
有名な作品なのでたぶん、観た方も多いと思います。
ユアン・マクレガーがめちゃ素敵でした。もちろん、スカーレット・ヨハンソンも美しい。
レビューサイトに大人版「約束のネバーランド」とあって納得してしまいます。
臓器のためのクローンという設定では「わたしを離さないで」が記憶にありますね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)