おすすめ!二転三転する展開で一気に視聴したくなる危ない兄弟の物語。ネットフリックスで鑑賞です。
2020年制作・アメリカ・83分
監督 アレックス・マッコーリー
脚本 アレックス・マッコーリー
ジャンル スリラー
原題 Don't Tell a Soul
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
14歳のジョーイは兄/マットと母の治療費としてある家から大金を盗む。
しかし、警備員に見つかり慌てて逃げる途中、警備員の男は穴の中に落ちてしまう。
帰宅後、穴に落ちた男を心配するジョーイだが・・マットは忘れろ、と言い出す。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
警備員の男が落ちた穴は森の中にあります。人が通るような場所でもありません。
きっと放置すれば男は誰にも見つからず・・死んでしまうでしょう、という場所。
優しいジョーイは男を心配しますが、強盗したことがバレるのを恐れるマットは誰にも言うな、と言います。
助けなければ死んでしまう、とジョーイの思いは普通ですよね。
その後、マットに止められたけれどジョーイは男が気になり、水や毛布などを渡します。
男は当然、人を呼んで欲しい、と助けを求めてます。
足を骨折している男を心配、食べ物や自分と連絡出来るトランシーバー?のような物も渡すジョーイ。
次第に家族のことも話すようになり、親しくなる2人。
それでもジョーイはマットに怒られるので、助けを求めることはしません。
そんなある日、マットがパーティをするので行くジョーイはパーティ資金は兄が出したと知り、盗んだお金は母の治療費にするのでは?と追求。
マットの態度に怒るジョーイですが・・兄に逆らうことは怖くて出来ないのでした。
母は肺ガン、父は死亡、兄に頼るしかないジョーイ。
ジョーイが男に色々な物を渡してると知り、激怒するマットはシロアリ用のガスを穴に入れてしまいます。
男は死んでしまった、とショックを受けるジョーイですが・・男は生きていました。
マットと大喧嘩したジョーイは怒り、男を殺した!とマットの友人たちに告げるのですが・・信じてもらえません。
テレビのニュースで、殺人事件の犯人が映り・・穴にいる男と驚くジョーイ。
なんと!男は殺人犯だったのです。
男の偽名を信じていたジョーイ。
母の治療費にする、というお金を使い込むマットを許せないジョーイは男をローブで助けます。
数日ぶりに地上に出た男と取引をして助けたジョーイ。
取引は殺さず、マットに罪を与えて欲しい、というもの。
ジョーイの願いを聞き、助けてもらった男はマットを穴の中に落とします。
ジョーイの裏切りに激怒するマット。
男は穴にいるマットに向かって、ジョーイに本音を吐き出させます。
「俺がこの家のボスだ!俺に逆らうな」という感じの言葉。
穴の中にいるマットも激怒!しかし、穴の中にいるので何も出来ません。
男は突然、逃げるためにジョーイを穴に突き落とします。当然、ジョーイに激怒していたマットは弟を殴ります。
穴に落ちた兄弟を笑い、去ろうとする男は・・銃を持ったジョーイたちの母に驚きます。
息子たちの無事を喜び、男を銃で撃ち殺す母でした。
あの弱そうな肺ガン患者の母親がまさかのラストシーンでした。あんなに動けるとはびっくり。
炭酸を飲みすぎて動けないのかと。
マットがあまりにクズすぎて・・もっと罰を与えた方が良かったと思いますね。
ジョーイも頼りなくて弱弱すぎるのも情けない。
でも脚本は面白かったと思います。
最初、穴に落ちた男だけの話だと思ったら・・マットのクズぶりに驚き。
ジョーイと男の友情が芽生えた?と思う展開も良かったです。あのまま男と逃げるジョーイなのかと思ってました。
83分と短い映画なので一気に楽しめた感じですね。
面白かったので未視聴の方、超おすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)