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映画「エリザベス 狂気のオカルティズム」ネタバレあらすじと感想

自宅にいる時、誘拐された14歳の少女の実話です。アマゾンプライムビデオで鑑賞です。

2017年制作・アメリカ・87

ジャンル ドラマ、ホラー、伝記

監督 サラ・ウォーカー

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%

ストーリー

2002年、アメリカのユタ州

14歳だったエリザベスは自宅の寝室で寝てる時、男が部屋に侵入。

ナイフで脅され、騒げば妹を殺す・・と言われ、家から連れ出されてしまう。

山の中、第一夫人と暮らしてる男は14歳のエリザベスを第二夫人にする、と言い出す。

家族を殺す、お前も殺す、と脅され恐怖のエリザベスは何も出来なかった。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

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当時14歳だったエリザベスはまだ子供です。当然、大人の男性に脅されたら怖くて抵抗も出来なかったでしょう。

映像は本人のナレーションで進み、彼女が現在も元気なのが唯一の救いです。

それだけ再現映像は過酷で14歳の子供には辛かったと思います。

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男は自分を選ばれた存在だと言い、第二婦人も洗脳なのか・・彼を信じて同じように行動しています。

もちろん、彼女を助けることはしません。嫌がるエリザベスを着替えさせ、結婚させたのです。

その後、彼女は毎日のように性的虐待を受け、恐怖で逃げ出すことも出来ませんでした。

それが救出されるまで9ヶ月間も続いたのです。

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山の中でテントを張り、足枷をつけられ逃げられないエリザベスは必死に考え、逆らえば殺される・・と言いなりになることを選択します。

第一夫人の手伝いをしたりしてるうち、水汲みをさせてもらえるように。

川に行けば水を飲める、それだけで幸せを感じるほどに水が足りない生活でした。

当然、食料もないので男が街に出かけ、万引きなどをして彼女たちに食べさせます。

それも第一夫人と分けるのでエリザベスには足りないのでした。

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第一夫人は男の言いなりでしたが、若いエリザベスに嫉妬するように。理由は男が彼女に夢中で自分に振り向かなくなったから。

男は仕方なく、自分は昼間、第一夫人のものであり、夜はエリザベスと過ごす、とルールを決めます。

山で暮らすエリザベスはある日、彼女の名前を叫ぶ声を聞いて、助けが来た!と喜びますが・・。

男は彼女を黙らせ、脅すので声は聞こえなくなります。

「お前を探すやつはもういない。誰もお前を必要としていない」と、14歳のエリザベスを追い込む男。

男は街でお酒を入手、飲んでばかりで宗教も偽物だと気が付きます。でも子供の彼女には何も出来ないのでした。

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時々、3人で街のスーパーなどに行くこともありますが当然、脅されているので、声を出して助けを呼ぶことも出来ないエリザベス。

目の前に人がいたら助けを呼べば?と思うかもしれませんが・・「騒げばお前の家族を殺す、お前を殺す」と脅されているので抵抗出来ないのでした。

スーパーなどに行く時は宗教の関係で顔を隠している、と周囲に言っている男。(顔はスカーフで隠しているエリザベス)

警官に呼び止められ、顔を見せるように言われたこともありましたが、「宗教だから娘の顔をみせることは出来ない」と、男は警官に嘘を言います。

それ以上、警官は何も言えませんでした。

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その後、3人は移動して男は街に出かけたまま戻りません。

食料もないまま、第一夫人とエリザベスは餓死しそうなこともありました。

さすがの第一夫人も水もない、餓死しそうな環境では戻った男に文句を言ってました。

3人でスーパーに行った時、入り口の探し人のチラシを見るエリザベス。(彼女は変装させられてます)

そこには沢山の子供達の「行方不明」の文字。

自分のチラシはありませんでした。

「誰もお前を覚えていない。お前は永遠に俺のものだ」と男に言われるエリザベス。

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スーパーから出た時、警官に呼び止められるエリザベス。

「君の名前は?」と聞かれます。

「私は聖職者だ。この子はエスター」と言う男。

「彼女に聞いてるんだ」と、言い返す警官。

怯える彼女は答えることが出来ません。

「お名前は?エリザベス・スマート?・・大丈夫?」と質問する警官。

男の顔を見ながら、「私はエリザベス・スマートよ」と答えるエリザベス。

そして警官に保護され、家族と対面します。

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ラストシーンはドキドキで、彼女が自分の名前を言った瞬間、ボロボロと泣けて来ました。

やっと、やっと助かった!という思いですね。

本当に14歳の子が誘拐、監禁されているのをずっと映像で見ていたので・・家族のような気持ちになってしまいました。

これが実話・・という恐怖です。

検索で「エリザベス・スマート事件」で詳細がわかりますがほぼ、この映画で内容はわかると思います。

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でも自宅で寝ていて誘拐された・・と言うことにも驚きです。家なら安心だと思っていたので。

映像の中、スーパーのメッセージボードにものすごい数の行方不明の子供達のチラシがあり驚きでした。

あの数、いつもあんなにあるの?って。やはり日本より誘拐などが本当に多いのだ・・と改めて実感でした。

最後は生きて家族と再会出来たのでなんとか安心出来たけれど、彼女の心の傷を考えると本当に恐ろしい事件です。

それにしてもタイトルはセンスがないですね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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