ジャンル的にはミステリーの要素が大きいと思いますね。サンドラ・ブロック出演で大ヒットのスピンオフです。
ネットフリックス鑑賞。
2023年制作・スペイン・111分
原作 ジョシュ・マラーマン
ジャンル ミステリー、SF、ホラー
原題:Bird Box: Barcelona
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
壊滅されたバルセロナ。
世界は謎の「生物」によって破壊され、人々は目隠しをして必死にその生物から逃げて生活をしていた。
その生物を見ると人間は自殺衝動が抑えられなくなり、死んでしまう。
セバスチャンは娘/アンナと共に生き延びてきたが・・
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
娘/アンナを迎えに行ったセバスチャン(マリオ・カサス)は妻/ラウラの事故死を目撃。
2人だけで生きて来たのですが、知り合いの神父/エステバンにより、強制的に生物を見せられアンナは自殺します。
その時、セバスチャンも見たと思うのですが彼は平気でした。
(一部の人は生物を見ても大丈夫です)
それから神父/エステバンと同じように「救済」という形で、人々に無理やり生物を見せて自殺させていたセバスチャンです。
エステバンは神父として、生物を見せて自殺させることを救済と本気で信じているようです。
謎の生物の存在は天使で、人は死を受け入れることで苦しみから解放されると思っています。
それと同じようにセバスチャンも神父と同じことをしてたのです。
アンナは死亡しているので、彼と話してる彼女は幻でしょう。
セバスチャンもアンナの言うことを信じて、人々を自殺させることを救済と思っていました。
その後、セバスチャンは必死で生物から逃げて生活してる人々のグループに侵入、強引なやり方で生物を見させ、自殺へ追い込んでいました。
でもそれは彼にとっては「救済」なのです。亡くなった人の体から、魂のような光が抜けていくのを見て納得してるセバスチャンでしょう。
最初に出会ったグループを救済という形で自殺に追い込んだセバスチャン。
その後、クレアとソフィアがいるグループに接触、山の上にある場所へ避難することに。
ソフィアは母と逸れ、ラジオで聞いた場所がその避難所でした。
仲間がセバスチャンの行動により自殺、危険人物と気が付き彼から逃げるクレアたち。
けれど・・ソフィアを見てるうちに次第にアンナの指示に従わなくなるセバスチャン。
幻のアンナより、実際に生きているソフィアを守ります。
この時からセバスチャンは正気に戻ったような行動になります。
セバスチャンは神父と闘い・・重傷で動けません。
(たぶん、ここで2人とも死亡)
クレアはソフィアを連れて軍隊がいる避難所へ。
母と再会したソフィアです。
クレアは血液検査を受け、生物を見ても平気な人を「預言者」と呼ばれてることを知ります。
血液検査はDNAの後成的な変化を調べているとも。
そして、DNAから免疫が作れるかもしれない、と言われます。
この避難所ではネズミを使用、謎の生物に暴露し、死亡するまでの時間を測ったり実験を行っていたのでした。
(預言者の血液を使用)
完
ラストはよくわからなかったのですけど、軍は予言者だけでなくて謎の生物も捕獲してるようでした。
映像を見て、ほんと?ってびっくりなラストですね。
あれでDNAから免疫を作り・・と続編もあるのかしら?
セバスチャンがまさかの「敵」的な存在だったとは。世界が崩壊、生き残った人々を「救済」と信じて自殺に追い込む主人公。
この生物の特徴として、その人の悲しみ、苦しみ、不安などを知ってそれで誘うようでした。
だから、セバスチャンの弱点である娘/アンナが登場して彼を操っていたのでしょうね。
まあ、よくわからない映画でした。個人的には生物がもっと目で見える存在が良かったと思います。
シリーズ1のサンドラ・ブロック出演の方が面白かったですね。これはスピンオフだから、いまいちな感じでした。
もっと見える敵、モンスターで作って欲しい。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)