ジャンルはホラーですが内容は苦悩する若者の恋愛を強く描いてます。アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
2022年制作・アメリカ・130分・R18+
原題 Bones and All
監督 ルカ・グァダニーノ
脚本 デビッド・カイガニック
原作 カミーユ・デアンジェリス
ジャンル ホラー
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
18歳のマレン(テイラー・ラッセル)は生まれた時から不思議な体質だった。人を食べたくなる衝動を抑えきれず、食べてしまうのだ。母と離れ、父と住んでいたが・・友人を食べてしまい慌てて引っ越すことに。
だが、父は「もう面倒を見られない」と、去ってしまう。
1人、母の住む街を目指して旅に出るマレン。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
マレンは普通の人と同じように生活しています。食べるものも普通ですが・・たまに人を食べたくなるようです。
その時は衝動を抑えられない感じですね。
父親はそれを隠して生きてきたのですが・・一緒にいたら自分の生活までダメになってしまう・・と娘を捨てたのです。
母を探して旅に出るマレンは途中、サリーという老人と出会い、色々なことを教えてもらいます。
サリーは同じ仲間であり、匂いで死んだ人、死にそうな人を見つけ食べるのでした。お腹を空かせるマレンにも食べるように勧めるサリー。
しかし、サリーと一緒にいるのに不安を感じ、離れて旅を続けるマレンはリー(ティモシー・シャラメ)という仲間の男性と出会います。
リーと一緒に旅を続けるうちに次第に惹かれ合う2人。
母のいる施設に行き、再会するマレンですが・・母に襲われショックを受けます。
なんと母は両手首を自分で食べてしまい、手がありませんでした。
リーと一緒にいる時、人を食べたい衝動になり、それを伝えると彼は人を殺してしまいます。
家族がいる男性を殺害したリーに驚き、離れるマレン。
ある日、サリーと再会、彼は自分を追っていると驚くマレンです。そんなストーカーなサリーを拒否、怒るサリー。
リーと再会、再び旅を続ける2人ですが・・またもマレンが1人の時、サリーに襲われてしまいます。
リーに助けられるマレンですが、リーは大怪我をして亡くなってしまいます。
最後「食べて愛してくれ・・」と言うリーが切なかったです。
人を食べるシーンは少しグロですが・・2~3回くらいでしょうか。その他のシーンはマレンとリーの恋愛の映像です。
ずっと2人で旅をして話してるシーンが多く、サリーのシーンも2回くらいかな。
普通の恋愛モノだと飽きられそうだから、「人を食べる」要素を入れた映画のような気もします。
最後までずっとリーとマレンが幸せになって欲しい、と思える作品です。
人を食べる事に関しては特に説明もありませんでした。
恋愛映画としておすすめですね。
美しきティモシー・シャラメの印象はかなり変わり、現代の若者風です。
「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメが再タッグを組んだ作品。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)