地味ですが淡々と進む真面目な警察官の物語。ネットフリックスで鑑賞です。
2020年制作・スペイン・106分
配信 Netflix
監督 ルイス・キレス
脚本 フェルナンド・ナバーロ、ルイス・キレス
原題 Bajocero
ジャンル サスペンス、クライム
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
6人の囚人を護送中、何者かに護送車を襲撃され、仲間を殺害された警官/マーティン。
1人で囚人を監視、見えない敵と戦う。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
真面目なマーティンは仲間の警察官を殺され、1人で囚人を守りながら襲撃者と戦うことになります。
前半、囚人たちの様子が描かれていて襲撃者は仲間?と思ってました。
これが意外な犯人でびっくりでした。
寒い時期で暖房を切ったら凍えてしまうような状況、外はもちろん寒くて逃げるのも不可能。
何よりも囚人たちが騒ぎ出し、怒鳴りながら襲撃者を探すマーティン。
護送車の中、囚人たちの騒ぎも次第に激しくなり・・襲撃者が車の中に炎を入れたり・・大変なことに。
襲撃者は元警官/ミゲルであり、護送車を奪い逃走・・氷が張った湖に車を止めて沈めてしまいます。
中にいたマーティンらは必死で泳いでナノ、ラミスと脱出。
この時、マーティンは囚人ラミスに助けられ、彼を見逃します。
1人、囚人ナノを追うマーティン、ミゲルもナノを追います。
ナノを殺そうとするミゲルと話すマーティンは、彼がミゲルの娘をレイプ、殺害したことを知ります。
娘の復讐であり、遺体を探すミゲルの思いを知り、マーティンはナノに白状させます。
けれど、ミゲルに暴言を吐くナノに呆れ・・彼の手を銃で撃ち白状させるマーティン。
その後、マーティンは警察を去ります。
前半、護送車の中での出来事がかなり長いですが、後半は一気に展開する感じですね。
無口で冷静なマーティンもミゲルと同じ娘を持つ父親。最初はミゲルの言葉を信じない?雰囲気だったのですが。
あまりにナノの態度が悪くて呆れます。
あの時、ヘリコプターが来なかったらナノを撃っていたかも?ミゲルの思いが切なかったです。
責任を取って警察を辞職したマーティン・・で終わります。
ラスト近くでマーティンがナノを撃つ時、このシーンだけがグロでした。その他は大丈夫です。
地味ですがまあまあおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)