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映画「この子は邪悪」ネタバレあらすじと感想

ホラーっぽい雰囲気と音楽で進む作品。サスペンスのような展開にも。

アマゾンプライムビデオ見放題。

2022年制作・日本・PG12・100分

監督 片岡翔

脚本 片岡翔

ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)

ストーリー

窪花(南沙良)の家族は交通事故に遭い、父/司朗(玉木宏)は足に後遺症が残っている。

母/繭子は植物状態であり、妹/月は顔に重度のやけどを負っていた。

ある日、母親が心神喪失状態の高校生/四井純(大西流星)と出会う花。

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このキャストで展開します。

怪しい雰囲気いっぱいだけれど、そこは邦画だし・・と思いも。

予想通りの流れだったけれど最後は意外な方向へ。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

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家でウサギを飼ってる花は純と親しくなり、色々なことを話すように。

そんなある日、5年ぶりに目覚めた母が帰宅。

どこか雰囲気が違う・・母じゃないような・・と、不安になる花。しかし、父は明るく「お母さんだぞ」と、喜ぶ。

月は顔に酷い火傷を負ってるため、普段は仮面をかぶっている。そのため素顔を見ることはほぼない。

花家族は母の妊娠を知る。

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母の心神喪失状態の原因を探す純は、ネットで花家族の事故を調べ、妹/月が亡くなっていると驚く。

戸籍を調べると死亡が判明、花に教える純。

「事故のあと・・月ちゃんの顔、ちゃんと見たことある?」と、花に質問。

戸籍で死亡している妹が家にいる?と、言葉を失う花。

司朗の診療所で母が治療を受けている、と信じている純だった。

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植物状態で入院中の妻/繭子の生命維持装置を外す司朗は虐待された子供を支援している。

不安になった花はネットで事故を調べ、「鮫川愛華」という女児が行方不明と知る。

父親に虐待されていた愛華だった。

純は司朗が母を含め、子供を虐待していた親たちの治療をしていた・・と知り司朗に質問が・・。

「君もお母さんに虐待されていたんだよ」と、退行催眠術をかけてしまう司朗。

子供の頃を思い出し、苦しむ純。

司朗は子供を虐待していた女性にも退行催眠術をかけていた。

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花が遊園地に家族を誘い事故に・・自分を責める娘を必死で守っていた司朗だった。

ネットで事実を知り、母、妹に「偽物なんでしょ」と、叫ぶ花。

月の仮面を剥がすと・・火傷はなかった。

「繭子も月も本人だ」と言う司朗。

退行催眠術で0歳に戻り、その先は母親のお腹の中・・と、肉体から魂を解離させる事が出来る。

「繭子も月も本人だよ。入れ物が変わっただけ」と、花に説明する司朗。

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純を探す花に、「純くんを虐待してた母親だよ」と、ウサギを見せる司朗。

子供を虐待してた親をこうして治療してた、と。事故が起きて初めて娘で試した司朗だった。

「みんなを守るためだよ」

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「もう嫌だ」と、父を刺す月は自殺しようとするが花が止める。

純の祖母が現れ、司朗を襲うが逆に殺されてしまう。

祖母はウサギが純だとわかっていた。

司朗は亡くなり、花、月、繭子、赤ちゃんと幸せに暮らす。

赤ちゃんは指を器用に動かす。

「この子は邪悪」

雰囲気は怖くないホラーなのですが、内容はサスペンスとなっています。謎解きですね。

最初、繭子と月を洗脳してる司朗だと思ったのですけど。

実は退行催眠術で、魂を別人(ウサギの場合も)に入れ替えていたのです。

植物人間になった繭子の魂を、子供を虐待してた女性に移し、本物の妻の体は殺した司朗。

酷い火傷の娘/月の魂を、親が虐待してた行方不明の女の子(鮫川愛華)に移して、本物の体は死亡していたのでした。

やっと花の言葉で自分が間違っていた、と認める司朗。

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最後、ウサギたちが自分の家に戻っているのに驚きました。あんなにウサギがいるってことも。

純と母親はウサギになってたんですね(^^;;

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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